報道発表資料 [2013年1月掲載]

都内のインフルエンザ「流行警報」

平成25年1月31日
福祉保健局

 都内のインフルエンザ定点医療機関からの第4週(1月21日から27日まで)の患者報告数が流行警報基準である定点あたり30.0人を超え、大きな流行となっています。
 今シーズンは、成人の患者の割合が高く、インフルエンザによる入院は高齢者の割合が高くなっています。インフルエンザの予防や拡大防止により一層注意するとともに、インフルエンザが疑われる場合には早めに受診し、体調管理にも十分に気をつけてください。
※流行警報基準:感染症発生動向調査による定点報告において、30人/定点(週)を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合。

インフルエンザ対策のポイント

  • こまめな手洗い
  • 休養・栄養・水分補給
  • 咳エチケット
  • 適度な室内加湿・換気
  • 予防接種(かかりつけ医と相談)

インフルエンザの発生状況

  • 都内418か所のインフルエンザ定点医療機関からの第4週(1月21日から27日)の患者報告数は41.3人/定点(週)です。患者報告数が30.0人/定点を超えたのは、都内31保健所中22保健所で、管内人口の合計は、東京都全体の80.8%になります。
  • 今シーズン(平成24年9月3日以降)、都内の学校や社会福祉施設等で発生したインフルエンザ様疾患の集団感染事例は1月27日までに1,075件となっています。
  • 患者の年齢別内訳から見た今シーズンの流行の特徴として、例年に比べて20歳以上の成人の割合が高く、また、都内25か所の基幹定点医療機関からの「インフルエンザによる入院患者報告数」では60歳以上の方が53.0%を占めています。
グラフ
上記データは都内インフルエンザ定点医療機関から報告された患者数を報告機関数で割ったものです。

1.インフルエンザ様疾患の集団感染事例の報告数

集団感染事例報告数(施設別)および定点報告数
(2012年9月3日以降の情報/n=1,075)
グラフ

都内学校等におけるインフルエンザ様疾患による臨時休業(学級閉鎖等)報告状況
  保育園 幼稚園 小学校 中学校 高等学校 その他
2013年第2週(1月7日〜1月13日)【注意報週】 0 1 2 2 0 1
2013年第3週(1月14日〜1月20日) 0 13 89 30 7 1
2013年第4週(1月21日〜1月27日)【警報週】 0 50 282 107 20 4
今シーズン累計
2012年9月3日〜2013年1月27日
1 71 400 145 29 6
昨シーズン累計(同時期)
2011年9月5日〜2012年1月29日
0 66 452 125 8 1

2.インフルエンザウイルス検出状況(感染症発生動向調査事業)

 今シーズン、インフルエンザ病原体定点医療機関(都内41か所)から東京都健康安全研究センターに搬入された検体からのウイルス検出状況はAH3(A香港型)が95.6%となっています。

3.インフルエンザ患者の年齢層別内訳

定点患者報告 年齢階層別内訳(直近5シーズン)
グラフ
インフルエンザ定点医療機関から報告された患者の年齢階層別内訳(2012-2013シーズンは第4週分まで)

年齢階級別入院患者報告数(n=259)
グラフ
都内25か所の基幹定点医療機関から報告されたインフルエンザによる入院患者報告(インフルエンザ入院サーベイランス)における
年齢階層別内訳(2012-2013シーズン第4週分まで)

※最新の情報については、東京都感染症情報センターのウェブサイトをご覧ください。

※別紙 インフルエンザの予防対策等について

問い合わせ先
(都の感染症対策全般に関すること)
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4482
(感染症患者の報告数(感染症発生動向調査)に関すること)
東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課
 電話 03-3363-3213