報道発表資料 [2012年9月掲載]

東京都立産業技術研究センター旧西が丘庁舎の土壌汚染調査結果について

平成24年9月5日
産業労働局
地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター

 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターは、本部機能の移転に伴い、旧西が丘庁舎の土壌汚染概況調査を実施しましたので、結果についてお知らせします。当調査は、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)及び土壌汚染対策法の規定に基づき、有害物質使用特定施設の廃止及び土地の形質の変更前の手続きの一環として実施したものです。
 今後は本調査結果に基づき、詳細調査を実施し、必要な対策を講じていきます。

敷地概要

実施場所

 東京都北区西が丘三丁目13番10号

対象面積

 33,494平方メートル

土地履歴

 明治38年以前 農用地
 明治38年〜 陸軍用地(日本軍及び米軍)
 昭和45年 都立工業技術センター開設
 平成18年 (地独)都立産業技術研究センター発足
 平成23年 江東区青海へ移転に伴い事業活動停止

概況調査の内容及び結果

期間

 平成24年6月11日〜平成24年8月27日(試料採取期間)

内容及び方法

 地歴調査の結果により、環境確保条例施行規則に示される全26物質を対象とし、「東京都土壌汚染対策指針」及び「土壌汚染対策法に基づく調査及び措置に関するガイドライン」に基づく方法により概況調査を実施しました。

項目 箇所数 分析内容
揮発性有機化合物(11物質) 196箇所 土壌ガス濃度
17箇所 地下水濃度
重金属等(9物質) 299箇所 土壌溶出量及び土壌含有量
農薬等(6物質) 299箇所 土壌溶出量

※地下室直下に地下水が存在したため、土壌ガスの代わりに地下水を調査しました。

概況調査結果

 概況調査結果のうち、基準値を超過した物質は以下のとおりです。

項目 箇所数 最大値 倍率 基準値 分析内容
揮発性有機化合物 トリクロロエチレン 6箇所 ※※0.6volppm 6倍 0.1volppm 土壌ガス濃度
四塩化炭素 9箇所 ※※4.5ミリグラム/リットル 2250倍 0.002ミリグラム/リットル 地下水濃度
重金属等 ふっ素 1箇所 0.89ミリグラム/リットル 1.1倍 0.8ミリグラム/リットル 土壌溶出量
7箇所 8400ミリグラム/キログラム 56倍 150ミリグラム/キログラム 土壌含有量

※※トリクロロエチレン及び四塩化炭素については、詳細調査終了後に汚染状況が確定します。

観測井戸による地下水の水質調査結果

 概況調査により検出された四塩化炭素の敷地外への影響を確認するため、地下水下流側の敷地境界2箇所に観測井戸を設置し、地下水の調査を実施しました。

項目 最大値 倍率 基準値 分析内容
揮発性有機化合物 四塩化炭素 0.33ミリグラム/リットル 165倍 0.002ミリグラム/リットル 地下水濃度

今後の対応

詳細調査の実施

 四塩化炭素の汚染源を特定し、外部への流出を防ぐための措置を講じます。併せて、法令等に基づき、概況調査において検出された揮発性有機化合物及び基準値を超えた重金属等の物質について、深度方向の汚染状況を把握するため、以下のとおりボーリング調査を実施します。

項目 箇所数 分析内容 深度
揮発性有機化合物 トリクロロエチレン 6箇所 土壌溶出量及び地下水濃度 四塩化炭素が検出された箇所については、原則、帯水層底面まで実施。
その他については、原則、土壌表面から10メートルまで実施。
四塩化炭素 9箇所
重金属等 ふっ素 1箇所
7箇所 土壌含有量

※別添 基準値を超過した箇所(PDF形式:216KB)

問い合わせ先
産業労働局商工部創業支援課
 電話 03-5320-4764