報道発表資料 [2012年7月掲載]

夏の小児の感染症、警報基準を超える
都内でヘルパンギーナが流行しています

平成24年7月19日
福祉保健局

 夏に流行する子供の感染症(いわゆる夏かぜ)であるヘルパンギーナや手足口病の患者報告数が増加しています。特にヘルパンギーナの報告数は都内で警報基準を超える値となっています。小児にかぜ症状がみられた際には早めの医療機関受診を心がけるなど、家庭や保育所、幼稚園、学校などでの感染に十分気をつけてください。

ヘルパンギーナの発生状況

  • 平成24年第28週(7月9日〜15日)の都内260ヵ所の定点医療機関(小児科)から報告された定点あたり患者数は8.04人で、過去5シーズンでは、平成22年の流行時に次いで高い値となっています。
  • 第28週までの報告では、患者の約9割が6歳以下の小児でした。この傾向は例年と変わりません。
  • 保健所別の患者報告数が警報基準を超えたのは、31保健所中18保健所で、管内人口の合計は、東京都全体の67.5%になります。
※ヘルパンギーナの警報基準:定点あたり患者数が6.0を超えた保健所の管内人口が、東京都全体の人口の30%を超えた場合。

(参考)手足口病の発生状況

 同じく夏に流行する手足口病の第28週の定点あたり患者数は1.38人ですが(警報基準は5.0を超えた場合)、今後の動向に注意が必要です。

感染を予防するために

  • ヘルパンギーナや手足口病は、主に咳やくしゃみでうつります。
  • 咳エチケット(マスクの着用、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおうなど)を心がけましょう。
  • 患者さんの便の中にはウイルスが含まれますので(2〜4週間)、トイレの後やオムツをかえた後、食事の前にはしっかりと手洗いをしましょう。

※別紙 ヘルパンギーナ及び手足口病について

問い合わせ先
(感染症に関する東京都の対応等、全般に関すること)
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4482
(感染症患者の報告数(感染症発生動向に関すること))
東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課
 電話 03-3363-3213

〔参考〕

東京都におけるヘルパンギーナ患者報告数(2012年28週までの過去5シーズン)

 東京都感染症発生動向調査より

グラフ

東京都におけるヘルパンギーナの保健所別発生状況 2012年28週

図

※患者報告数の塗り分けは各保健所の管轄範囲が単位(例えば、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市は全て、管轄する多摩小平保健所の患者数に対応した色で塗り分けられている)
※最新の情報については、東京都感染症情報センターのウェブサイトをご覧下さい。