報道発表資料 [2012年7月掲載]

結核集団感染の発生について

平成24年7月9日
福祉保健局

 西多摩保健所管内の精神科病院の認知症病棟で、入院患者、職員が結核に集団感染する事例が発生しました。
 他人に感染させるおそれのある患者は既に入院治療中で、今後新たな感染が広がる可能性はありません。
 本事例の発生を受け、都は、都内医療機関及び社会福祉施設に対し、結核の早期発見・早期診断を促す注意喚起を別添のとおり行いました。

1 発病者・感染者発生状況(平成24年7月9日現在)

  入院患者(62名) 職員(53名) 計(115名)
発病者
(うち、死亡者)
7
(3)
3
(0)
10
(3)
感染者 46 22 68

※発病者10人のうち1人は肺結核で死亡、2人は誤嚥性肺炎で死亡、7人は治療中
※感染者68人のうち48人は発病予防のため服薬治療中、20人は経過観察中

2 経過の概要

 別紙(PDF形式:101KB)のとおり

3 感染拡大の主な要因

  • 初発患者に病棟内の徘徊行為があり、痰や唾液を他人に浴びせる行為が散見された。また、入院患者の多くが日中を病棟ホールで過ごし、初発患者と長時間にわたり接触があった。
  • 入院患者は認知症で訴えが少なく、周囲が発病に気づきにくかった。
  • 入院患者の多くは糖尿病、呼吸器障害、嚥下障害などの基礎疾患があり免疫力が低下している状態だった。

4 都の今後の対応

 保健所は接触者について引き続き経過観察を実施するとともに、内服加療中の者に対し服薬治療の支援を行う。

※参考 結核について(PDF形式:110KB)

※別添 医療機関における結核の診断について

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4483