報道発表資料 [2011年11月掲載]
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「第7回プロジェクト会議・人材育成研修」の開催結果について
アジア感染症対策プロジェクト

平成23年11月15日
福祉保健局

 平成23年11月1日から3日までの間、ジャカルタで開催された「第7回アジア大都市感染症対策プロジェクト会議・人材育成研修」(平成23年10月24日報道発表済)の概要についてお知らせします。

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アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)

1 会議日程

 平成23年11月1日(火曜日)から同月3日(木曜日)まで

2 場所

 インドネシア・ジャカルタ
 ホテルボロブドゥール内会議室(所在地:Jalan Lapangan Banteng Selatan, P.O.Box 1329, Jakarta 10710- Indonesia)

3 会議参加都市

 6都市
 ジャカルタ(開催都市)、ハノイ、クアラルンプール、ソウル、台北、東京

4 会議の成果

(1) 新型、鳥インフルエンザ対策

 ハノイ、ソウル、台北、東京より新型インフルエンザ対策について、ジャカルタから鳥インフルエンザ対策についての報告があった。
 各都市のサーベイランス体制について報告があり、高病原性インフルエンザ発生時対策の課題について意見交換を行った。新型インフルエンザ対策については、今後とも各都市が情報を共有し、そのあり方について引き続き協力して検討を進めていくこととした。

(2) 結核対策

 結核共同調査研究については、東京より最終報告書案を発表し、各都市が当共同調査研究から学んだことについて意見交換を行った。この調査研究を通じて、医療機関・保健所・福祉施設・民間団体など関係機関との連携強化が図られたとの意見が各都市から出された。
 また、高齢者や貧困層など治療継続困難な結核患者に対する支援について、ボランティアなどを活用した服薬支援の充実など各都市の取り組みを学び合い、その成果を各都市が今後の結核対策に活かしていくこととした。

(3) マラリア対策

 ジャカルタより「ジャカルタにおけるマラリア撲滅」について報告があり、意見交換を行った。

(4) デング熱対策

 クアラルンプールよりデング熱対策の状況について報告があった。
 各都市の経験や情報の共有化を進めて、緊密なネットワークを活用し、感染拡大防止に活かしていくことで認識が一致した。

(5) 災害後の感染症対策

 東日本大震災後の被災地における感染症対策について東京より報告した。また、タイの洪水に際し、洪水時の感染症対策についても、意見交換を行った。

(6) 次期共同調査研究

 次期共同調査研究のテーマとして、東京より新型インフルエンザ・サーベイランス体制の強化に関して提案し、各都市の合意を得た。

5 次期プロジェクト会議

 次期プロジェクト会議は、ハノイにおいて開催することで、各都市の合意を得た。

※結核共同調査研究について
 結核は、アジア地域に多数の患者・感染者が存在し、本プロジェクト参加各都市に共通する課題である。平成21年に策定した計画に基づき、1)各都市のハイリスク層(住所不定者等社会経済的困難層、高齢者など都市部において結核により罹患しやすいと考えられる層)の実態、2)結核対策に関わる組織や取組の内容について調査を進め、マッピング(結核ケア拠点地図)、パスウェイ(結核患者ケア過程図)を作成し、各都市の新たな対応策の検討につなげていくことを目指し、実施してきた。

※マラリアについて
 マラリアは、蚊が媒介する感染症で、発熱を主な症状とし、熱帯・亜熱帯地域で広範囲に流行している。

※デング熱について
 デング熱は、蚊が媒介する感染症で、発熱、頭痛、筋肉・関節痛等が主症状である。熱帯・亜熱帯地域に広く分布するが、特に、東南アジア、南アジア、中南米において患者の報告が多い。

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03−5320−4482