報道発表資料 [2011年6月掲載]

都内における空間放射線量の測定の拡充について

平成23年6月8日
福祉保健局

 都では、健康安全研究センターで測定している空間放射線量について、ホームページ等でお知らせしています。
 このたび、空間放射線量の測定を拡充し、都内全域で実施するとともに、区市町村に対して測定機器の貸与を行うこととしましたのでお知らせします(島しょ地域を除く)。

1 都内全域の空間放射線量の測定

 区市町村の意向を踏まえ、都内全域を区分して、各区分ごとに原則1か所の地点において空間放射線量を測定します。
 区分方法は4キロメートルメッシュで測定箇所は100箇所程度を予定しています。

測定時期

 平成23年6月15日(水曜日)から1週間程度
 (天候の状況等により予定がずれる場合があります)

場所

 区市町村が希望する地点の地表面及び地面からの高さ1メートル

測定者

 東京都職員(健康安全研究センター)

測定機器

 シンチレーション式サーベイメータ 日立アロカメディカルTCS166

測定項目

 空間放射線量(μGy(マイクログレイ)/時)

測定結果

 随時ホームページ等で公表

2 区市町村への測定機器の貸与等

 地域での空間放射線量測定を支援するため、都が確保した機器(70台)を希望する区市町村に貸与します。

貸与時期

 平成23年6月20日(月曜日)以降

貸与台数

 各区市町村に1〜2台

貸与機器

 シンチレーション式サーベイメータ(小型) DoseRAE2 PRM-1200
 また、シンチレーション式サーベイメータ(日立アロカメディカル製)についても、今後30台増設し、区市町村の測定を支援します。

3 区市町村への説明会

 上記1、2について区市町村への説明会を開催します。

日時

 平成23年6月10日(金曜日)13時00分から

場所

 都庁第一本庁舎25階103会議室

4 その他

 今回実施する空間放射線量の測定場所については、確定次第、改めてお知らせします。
 なお、島しょ地域については、別途空間放射線量を測定するとともに、測定機器を貸与する予定です。

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部環境保健課
 電話 03−5320−4493

〔参考〕

空間放射線量の測定機器について

 大気中の放射線(空間放射線といいます)の影響を調べるためには、放射線(α線、β線、γ線など)のうち、洋服や靴などでは遮蔽されない放射線(γ線)の強さを把握する必要があります。
 現在、東京都健康安全研究センターでは、モニタリングポストを周辺環境からの影響が少ない庁舎の屋上に設置して、1年を通して24時間連続で自動測定しています。

今回測定に使用する機器:シンチレーション式サーベイメータ

 放射線を測定する機器には、モニタリングポストのほかに、測定の目的・用途に合わせ、人や物に付着している放射性物質(表面汚染)のチェックや空間放射線量の測定を簡易に行う各種のサーベイメータ、個人が受ける放射線量の測定・管理を行う電子ポケット線量計などがあります。
 このうち、シンチレーション式サーベイメータの原理はモニタリングポストとほぼ同じで、主にγ線を測定します。

機器の仕様

  都内全域の空間放射線量の測定 区市町村へ貸与する測定機器
測定器 日立アロカメディカル TCS166 DoseRAE2 PRM-1200
測定線種 γ線 γ線
放射線センサー エネルギー補償型 エネルギー補償型
最小測定単位 0.01 0.01
測定誤差範囲

最大目盛(切り換え可能):0.3、1、3、10、30(μGy(マイクログレイ)/時)±15%以下

±30%以下(0.01μSv(マイクロシーベルト)/時〜10μSv(マイクロシーベルト)/時)
寸法 検出部:42ミリメートルφ×230ミリメートル
計測部:120×200×210ミリメートル
85×55×9.6ミリメートル
重量 約4.5キログラム 約50グラム
備考   積算量も測定可能

写真   写真
日立アロカメディカル TCS166 DoseRAE2 PRM-1200