報道発表資料 [2010年1月掲載]
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新型インフルエンザに関する東京都の対応等について(第276報)
(サーベイランスの結果等について)

平成22年1月27日
東京都感染症対策本部
福祉保健局

 都内各保健所が、平成22年1月18日(月)から1月24日(日)に実施した新型インフルエンザの集団感染等のサーベイランス結果に係る、厚生労働省への報告等の概要は以下のとおりです。

1 インフルエンザによる集団感染の発生件数等※1

報告期間 集団感染数(件)
平成22年1月18日(月)から1月24日(日) 6
平成21年12月14日以降の累計 20

※1 i-NESID(厚生労働省新型インフルエンザ暫定サーベイランスシステム)に1月26日12時までに報告された情報に基づく。
 平成21年10月12日より、医療機関及び社会福祉施設※2等を対象として、7日以内に10名以上(従来は7日以内に2名以上)のインフルエンザ患者についての連絡を受けた保健所が、当該事例についてインフルエンザによる集団感染と判断した場合に報告するようになりました。従来対象であった、学校等は平成21年10月12日より、保育園は平成21年12月14日より以下「2 インフルエンザ様疾患発生報告」により、休校・閉鎖のみ調査報告の対象となりました。
※2 児童福祉関係施設、障害関係施設、介護・老人福祉関係施設、生活保護施設、その他の社会福祉関係施設

2 インフルエンザ様疾患発生報告

 保健所が把握した保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校における休校、学年閉鎖、学級閉鎖の施設数(平成22年1月18日(月)から1月24日(日))

対象施設 施設数 休校数 学年閉鎖 学級閉鎖
保育所・幼稚園 20 2 3 15
学校等※3 85 0 7 78
(小学校・中学校)※4 75 0 6 69

※3 小学校、中学校、高等学校、その他の学校
※4 学校等に計上したもののうち、小学校、中学校の該当数を再掲

3 インフルエンザ様疾患による入院患者の概況(平成22年1月18日(月)から1月24日(日)まで)

インフルエンザ様疾患
により入院した患者数※5
平成22年1月18日から
1月24日までに入院した人数
平成21年12月21日から
平成22年1月24日までに
入院した患者の累計数
20人 109人
年齢    
1歳未満 0人 6人
1〜4歳 10人 30人
5〜9歳 3人 20人
10〜14歳 1人 3人
15〜19歳 0人 2人
20歳代 0人 9人
30歳代 1人 10人
40歳代 1人 7人
50歳代 0人 4人
60歳代 1人 4人
70歳代 2人 9人
80歳以上 1人 5人
性別    
男性 11人 56人
女性 9人 53人
基礎疾患を有する者等    
あり 7人 51人
なし 13人 58人

※5 i-NESID(厚生労働省新型インフルエンザ暫定サーベイランスシステム)に1月26日21時までに報告された情報に基づく

4 新型インフルエンザと診断された入院患者(平成22年1月18日(月)から1月24日(日)まで)

入院患者番号※6 年齢 性別 基礎疾患の有無
493 5〜9歳
494 80歳代 慢性心疾患
495 1〜4歳 慢性呼吸器疾患

※6 平成21年7月24日以降の累計数

5 インフルエンザ発生動向調査※7

 都内290か所に設けられた定点医療機関から都内保健所に報告されたインフルエンザ患者数は以下のとおりです(新型インフルエンザ確定検査は実施していないため、型別の内訳は不明)。

グラフ

※7 毎週月曜日〜日曜日の1週間に地域の医療機関(290か所)で診断されたインフルエンザ患者数について、翌週月曜日に保健所に報告された患者数を集計しています。1月18日(月)から1月24日(日)は3週となります。

【コメント】
 3週の患者報告数は1医療機関あたり6.59人と前週から増加しました。今後も流行の推移に注意が必要です。

6 病原体定点サーベイランス

 都内29か所に設けられた病原体定点医療機関から搬入された検体について健康安全研究センターで検査を行った結果、インフルエンザウイルスが検出された件数は以下のとおりです。

グラフ

【コメント】
 2週(1月11日から1月17日)に検出されたウイルスは20件で、すべて新型でした。現在、流行しているウイルスは、そのほとんどが新型によるものと考えられます。

問い合わせ先
(新型インフルエンザに関する東京都の対応等、全般に関すること)
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03−5320−4482
(サーベイランスに関すること)
東京都健康安全研究センター疫学情報室
 電話 03−3363−3231