都内飛散花粉数は昨春より少ないものの注意が必要
飛散開始日は2月7日から11日ごろ
花粉予報は2月1日より提供を開始します
平成22年1月21日
福祉保健局
本日、平成21年度東京都花粉症対策検討委員会(第3回)で、都内における平成22年春のスギ・ヒノキ科花粉に関する飛散予測の検討を行いました。
今春の飛散花粉数は、花粉数の多かった昨春の3割程度となる見込みですが、花粉症を発症しうるレベルの飛散が見込まれますので御注意ください。
また、飛散開始日は2月7日から11日頃と予測されます。花粉症の方は、予測日を目安に対策をとることをお勧めします。
花粉症の予防には、花粉を浴びないことが最も効果的です。「とうきょう花粉ネット」、「テレホンサービス」では1時間単位の花粉予報の提供を2月1日から開始しますので、ぜひ御活用ください。
花粉の飛散予測
- 都内の測定点を平均したスギ・ヒノキ科飛散花粉数は、昨春比26%〜35%、過去10年平均の29%〜39%程度となる見込み(表1,図1)
※スギ・ヒノキ科飛散花粉数とは、飛散シーズン中(おおむね2月から4月まで)に観測されるスギ花粉とヒノキ科花粉の合計数(累積) - 飛散花粉数が多い日の数は、都内平均で20日程度となる見込み、昨春の約41日より少ないものの、花粉症の方には注意が必要
- 現在の気象条件からは、飛散開始日は2月7日から11日頃と予測され、平年よりも1週間程度早くなる見込み
※都内の平年飛散開始日は2月14日(過去10年の飛散開始日を平均したもの)
花粉情報
- 「とうきょう花粉ネット」、「テレホンサービス」、「携帯電話向けサイト」による花粉予報を2月1日から提供開始
〈とうきょう花粉ネット〉http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kanho/kafun/
〈携帯電話向けサイト〉http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kanho/kafun/k_kafun.html
〈テレホンサービス〉電話番号 03−3233−1187(イイハナ) - 御希望の方に花粉予報を2月1日からメール配信
メール配信には登録が必要です。以下のサイトで事前登録受付中
・パソコン http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kanho/kafun/
・携帯電話 http://pollen.tokyo-kafun.jp/kafun/mailsend.php - 平成22年版「花粉症一口メモ」を配布
都庁舎内の都民情報ルーム(第一本庁舎3階)において配布(無料)しています。また、インターネットでも御覧いただけます。
〈アドレス〉http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kanho/kafun/
| 問い合わせ先 福祉保健局健康安全部環境保健課 電話 03−5320−4493 |
〔資料〕
表1 飛散花粉数の予測※1
測定点 区市名 |
平成22年飛散花粉数予測値 | 平成21年飛散花粉数 | 過去10年間の平均飛散花粉数 | 過去の飛散花粉数※2 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最小 最大 | (平成21年比) | (過去10年平均比) | 最小 | 最大 | |||
| 千代田 | 1,193〜1,613 | (0.21〜0.28) | (0.28〜0.38) | 5,760 | 4,205 | 277 | 10,625 |
| 葛飾 | 900〜1,218 | (0.29〜0.39) | (0.36〜0.49) | 3,132 | 2,479 | 136 | 6,444 |
| 杉並 | 1,633〜2,209 | (0.27〜0.36) | (0.35〜0.47) | 6,055 | 4,712 | 118 | 12,897 |
| 北 | 1,461〜1,977 | (0.27〜0.36) | (0.37〜0.49) | 5,423 | 3,994 | 242 | 10,618 |
| 大田 | 2,090〜2,828 | (0.29〜0.39) | (0.38〜0.52) | 7,247 | 5,439 | 148 | 12,481 |
| 青梅 | 3,537〜4,785 | (0.31〜0.43) | (0.25〜0.34) | 11,246 | 14,266 | 125 | 37,899 |
| 八王子 | 1,975〜2,671 | (0.21〜0.28) | (0.25〜0.34) | 9,440 | 7,903 | 142 | 24,958 |
| 町田 | 1,533〜2,075 | (0.21〜0.28) | (0.25〜0.33) | 7,417 | 6,243 | 215 | 18,914 |
| 小平 | 861〜1,165 | (0.28〜0.38) | (0.25〜0.34) | 3,026 | 3,441 | 291 | 12,345 |
| 平均 | 1,687〜2,282 | (0.26〜0.35) | (0.29〜0.39) | 6,527 | 5,853 | ||
| 府中※3 | 1,336〜1,808 | (0.39〜0.52) | (−) | 3,453 | |||
| 多摩※3 | 2,581〜3,491 | (0.37〜0.50) | (−) | 6,945 | |||
| 立川※3 | 1,817〜2,459 | (0.29〜0.40) | (−) | 6,213 | |||
※1 花粉数の単位は、花粉飛散シーズン中に花粉捕集器(ダーラム型)のスライドグラス1平方センチメートルあたりに付着した花粉の個数である。
※2 過去の飛散花粉数(最大、最小)は都の観測開始(昭和60年)以降のものである。
※3 府中、多摩、立川については、平成17年に測定を開始したため、データがそろっていない部分がある。
図1 飛散花粉数の経年変化(過去10年分)※4

※4 平成17年に測定を開始した3地点(府中、多摩、立川)を除く9地点の平均
図2 5年ごとの移動平均※5からみた飛散花粉数の経年変化

※5 5年ごとの移動平均とはその年を含む直近の過去5年間の平均値である。飛散花粉数のように年によってばらつきが生じるものの傾向をみることができ、この図によりスギ・ヒノキ科花粉は徐々に増えてきていることがわかる。
参考1 スギ・ヒノキ科飛散花粉数の予測
スギ・ヒノキ科飛散花粉数は、前年夏の日射量や秋のスギ花芽の着花状況などによって決まるので、この値をもとに予測しています。
参考2 飛散花粉数が多い日の定義
飛散花粉数が多い日とは、花粉捕集器(ダーラム型)で観測した数値が1日あたり30個/平方センチメートル以上の日としています。
参考3 飛散開始日の予測
飛散開始日の予測については、1月の日単位の平均気温の積算値のほか、スギの花芽が休眠に入った後の11月以降の気温の推移等を総合的に判断して行っています。
しかし、この先の気温が予測よりも高くなったり、2月上旬に春一番(南風)が吹いたりした場合には、飛散開始日は予測よりも早まる可能性があります。
詳しい飛散開始日の予測は、1月末頃にホームページでお知らせします。
参考4 飛散開始日の定義
1測定点で、1月以降にスライドグラスの1平方センチメートル内にスギ花粉が1個以上捕集される日が、原則として2日以上続いた最初の日としています※6。
参考5 飛散花粉数の経年変化
都内の飛散花粉数の経年変化を見ると、この20年で約3倍に増えています。今春の飛散花粉数予測はこの10年間の平均値や昨年の飛散花粉数に比べると少ないですが、20年前の平年値とほぼ同じレベルです。(図2)
※6 財団法人日本アレルギー協会 花粉情報標準化委員会の定義による。