報道発表資料 [2009年12月掲載]
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新型インフルエンザに関する東京都の対応等について(第263報)
(サーベイランスの結果等について)

平成21年12月24日
東京都感染症対策本部
福祉保健局

 都内各保健所が、12月14日(月)から12月20日(日)に実施した新型インフルエンザの集団感染等のサーベイランス結果に係る、厚生労働省への報告等の概要は以下のとおりです。

1 インフルエンザによる集団感染の発生件数等※1

報告期間 集団感染数(件)
12月14日(月)から12月20日(日) 6
平成21年12月14日以降の累計 6

※1 i-NESID(厚生労働省新型インフルエンザ暫定サーベイランスシステム)に12月22日21時までに報告された情報に基づく
※2 平成21年10月12日より、医療機関及び社会福祉施設※3等を対象として、7日以内に10名以上(従来は7日以内に2名以上)のインフルエンザ患者についての連絡を受けた保健所が、当該事例についてインフルエンザによる集団感染と判断した場合に報告するようになりました。従来対象であった、学校等は平成21年10月12日より、保育園は平成21年12月14日より以下「2 インフルエンザ様疾患発生報告」により、休校・閉鎖のみ調査報告の対象となりました。
※3 児童福祉関係施設、障害関係施設、介護・老人福祉関係施設、生活保護施設、その他の社会福祉関係施設

2 インフルエンザ様疾患発生報告

 保健所が把握した保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校における休校、学年閉鎖、学級閉鎖の施設数(12月14日(月)から12月20日(日))

対象施設 施設数 休校数 学年閉鎖 学級閉鎖
保育所・幼稚園 38 2 6 30
学校等※1 223 2 21 200
(小学校・中学校)※2 219 2 21 196

※1 小学校、中学校、高等学校、その他の学校
※2 学校等に計上したもののうち、小学校、中学校の該当数を再掲

3 新型インフルエンザによる新たな入院患者(平成21年12月14日(月)から12月20日(日)まで)

入院患者番号※1 年齢 性別 基礎疾患の有無
467 0〜4歳
468 0〜4歳
469 5〜9歳
470 20歳代
471 10歳代 慢性呼吸器疾患、神経疾患・神経筋疾患
472 0〜4歳
473 0〜4歳 神経疾患・神経筋疾患
474 5〜9歳
475 5〜9歳 慢性呼吸器疾患
476 70歳代
477 0〜4歳
478 5〜9歳
479 0〜4歳
480 0〜4歳

※1 平成21年7月24日以降の累計数

4 インフルエンザ発生動向調査

 都内保健所に、都内290か所に設けられた定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は、以下のとおりです(新型インフルエンザ確定検査は実施していないため、型別の内訳は不明)。

グラフ

※毎週月曜日〜日曜日の1週間に地域の医療機関(290か所)で診断されたインフルエンザ患者数について、翌週月曜日に保健所に報告された患者数を集計しています。12月14日(月)から12月20日(日)は51週となります。

【コメント】
 51週の患者報告数は1医療機関あたり12.26人と44週をピークに7週続けて減少していますが、引き続き、流行警報レベル※1にあり今後の推移に注意が必要です。

※1 流行警報レベル:流行警報基準(1医療機関あたりの患者数が30人を超えた)を超えて、その後も警報の継続基準(1医療機関あたりの患者数が10人を超える)を維持している保健所の管内人口の合計が、東京都人口の30%を超えた場合(51週は、42.28%)。

5 病原体定点サーベイランス

 都内29か所に設けられた病原体定点医療機関から搬入された検体について健康安全研究センターで検査を行った結果、インフルエンザウイルスが検出された件数は以下のとおりです。

グラフ

【コメント】
 50週(12月7日から12月13日)に検出されたウイルスは33件で、すべて新型でした。現在、流行しているウイルスは、そのほとんどが新型によるものと考えられます。

問い合わせ先
(新型インフルエンザに関する東京都の対応等、全般に関すること)
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03−5320−4482
(サーベイランスに関すること)
東京都健康安全研究センター疫学情報室
 電話 03−3363−3231