報道発表資料 [2009年9月掲載]

新型インフルエンザに関する東京都の対応等について(第201報)
(インフルエンザの流行注意報発令 都内のインフルエンザ発生状況)

平成21年9月25日
東京都感染症対策本部
福祉保健局

 都内インフルエンザ定点医療機関からの第38週(9月14日から9月20日)の患者報告数が、流行注意報基準※に達しました。さらなる拡大も懸念されるため、感染予防に十分に注意してください。

1 発生状況

  • インフルエンザの保健所別患者報告数が10人/定点を超えたのは31保健所中15保健所で、管内人口の合計は東京都全体の53.1%になります。
  • 第38週の患者報告数は10.27人/定点で、1999年以降の同時期の中では最も多くなっています。
  • 第31週以降でみると都内ではAH1pdm亜型(新型)、AH1亜型(Aソ連型)、AH3亜型(A香港型)の3種類が検出されていますが、そのほとんど(97.0%)が新型です。

東京都におけるインフルエンザ患者報告数(2009年38週までの過去5シーズン)
東京都感染症発生動向調査より http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/

グラフ

 ※流行注意報基準:10人/定点を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都全体の30%を超えた場合。
 注意報の意味は、流行の発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があるということです。
 (参考)流行警報基準:30人/定点を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都全体の30%を超えた場合。

 最新の情報については、東京都感染症情報センターのウェブサイトをご覧ください。

2 病原体定点サーベイランス

 都内29か所に設けられた病原体定点医療機関から搬入された検体について健康安全研究センターで検査を行った結果、インフルエンザウイルスが検出された件数は以下のとおりです。

グラフ

【コメント】
 37週(9月7日から9月13日)に検出されたウイルスは35件ですべて新型でした。31週(7月27日から8月2日)以降では、検出されたウイルスの97.0%が新型で、現在の流行は新型インフルエンザウイルスによるものと考えられます。

※別紙 インフルエンザ予防対策・受診方法について

問い合わせ先
(新型インフルエンザに関する東京都の対応等、全般に関すること)
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03−5320−4482
(インフルエンザの流行注意報発令・サーベイランスに関すること)
健康安全研究センター疫学情報室
 電話 03−3363−3231