報道発表資料 [2009年9月掲載]
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「小笠原諸島」を世界遺産一覧表に記載するための推薦書(暫定版)の提出について
(お知らせ)

平成21年9月25日
環境局

 このことについて、本日、世界遺産条約関係省庁連絡会議において、日本政府として、小笠原諸島の世界自然遺産登録への推薦書(暫定版)をユネスコの世界遺産委員会事務局に提出することが決定されましたので、別紙の通り、環境省、林野庁、文化庁、東京都及び小笠原村において同時発表いたします。

(参考)小笠原諸島世界自然遺産登録について

1 推薦区域

 小笠原諸島の陸域(父島・母島の集落近郊、硫黄島、沖ノ鳥島、南鳥島は除く)
 父島属島の南島周辺の海域

2 世界自然遺産としての価値

地質・地形

 海洋性島弧発生と進化過程を示す世界で唯一の場所
 (海洋プレートの沈込みにより形成された島々が発生の初期段階から順に観察できる。特に海洋プレートの沈込み初期に発生するボニナイトを陸上で大規模に観察できる)

生態系

 独自の進化をとげた島しょ生態系
 (乾性低木林、草から木への進化、人為的影響を受けていない南硫黄島など)

生物多様性

 多くの固有種(約630種)と世界的な希少種(国際自然保護連合レッドリスト掲載種57種など)
 (植物:ムニンツツジ、ムニンノボタン、アサヒエビネなど)
 (動物:オガサワラオオコウモリ、アカガシラカラスバト、アホウドリなど)

3 遺産の適切な管理のための方策

  • 国立公園などの制度による規制を引き続き適切に運用(開発行為・動植物採取の規制など)
  • 島毎の現状に応じて既存の外来種対策などの事業を実施(ノヤギ排除、アカギ伐採など)
  • 新たな外来種の侵入、拡散予防措置を実施(渡島時の靴底洗浄、建設資材の消毒など)
  • 東京都版エコツーリズムによる利用人数制限などを引き続き適切に適用(南島・母島石門一帯)

4 今後のスケジュール

 平成21年9月末 世界遺産委員会事務局へ推薦書類を仮提出
 平成22年1月 世界遺産委員会事務局へ推薦書(正式版)を提出
 平成22年夏頃 IUCN(国際自然保護連合)による現地調査
 平成23年7月頃 世界遺産委員会による登録の可否の審査

※別紙 「小笠原諸島」を世界遺産一覧表に記載するための推薦書(暫定版)の提出について(PDF形式:783KB)

問い合わせ先
環境局自然環境部緑環境課
 電話 03−5388−3454