報道発表資料 [2009年9月掲載]
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食中毒の発生について
O157による食中毒

平成21年9月18日
福祉保健局

 都内O157感染事例を食中毒と決定しましたので、お知らせします。

探知

 平成21年9月11日(金) 午後5時10分、昭島市内の医療機関医師から多摩立川保健所に「腸管出血性大腸菌感染症発生届」の連絡が入った。

調査結果

 多摩立川保健所は、探知後ただちに感染症と食中毒の両面から調査を開始した。

  • 患者は、8月31日に昭島市内の飲食店で提供された食事を喫食していた。
  • 患者は、9月5日から発症していた。
  • 患者検便から検出されたO157の菌株を、すでに確認されている当該飲食店の食中毒事件の患者検便の菌株のDNAパターンと比較するために、国立感染症研究所に提出した。

決定

 多摩立川保健所は、下記の理由により、本件を当該飲食店で提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

  • 国立感染症研究所において、患者の検便から検出されたO157の菌株を検査※1した結果、埼玉県等の菌株とDNAパターンが一致した。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

担当保健所 多摩立川保健所
発症者関係 発症日時 9月5日午前7時00分から
症状 腹痛、下痢
発症場所 自宅
発症者数 発症者総数 1名
(内訳)
 男:1名(発症者の年齢:13歳)
 女:名(発症者の年齢: 歳)
入院患者数 0名
受診者数 1名(男:1名、女:0名)すでに回復
原因食品 当該飲食店で提供された食事
病因物質 腸管出血性大腸菌O157
原因施設 屋号 ○○○
業種 飲食店営業(一般)
営業者 株式会社 ○○○
代表取締役 ○○○
営業所所在地 東京都昭島市
本社所在地 埼玉県鶴ヶ島市
措置 上記施設は9月16日から営業を自粛しており、東京都は9月19日から4日間の営業停止の処分を行う。

[備考]
メニュー 【8月31日】
○○ステーキ
検査関係 検査実施機関:東京都健康安全研究センター 9月18日現在
患者菌株 1検体 検査中(病院の検便で検出されたO157)
調理従事者ふん便 17検体 検査中
拭き取り検体 12検体 陰性

※1 患者菌株を国立感染症研究所に提出し、すでに食中毒と決定されている当該飲食店にかかる一連の事例での患者菌株とともにパルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)※2によるDNA解析を行った。
※2 パルスフィールドゲル電気泳動(Pulsed Field Gel Electrophoresis:PFGE)とは微生物のDNAを解析する検査法のひとつで、ゲル電気泳動によりDNA断片をバンド状に分離する。DNAパターンの識別を行うことで、感染症の感染経路を推定することができる。

(参考)東京都における食中毒発生状況
(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日〜9月18日まで 66件 985名 0名
(昨年同期) (74件) (847名) (0名)
本年9月中(18日まで) 1件 8名 0名
(昨年同期) (3件) (26名) (0名)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03−5320−4405