報道発表資料 [2009年9月掲載]
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食中毒の発生について
O157による食中毒

平成21年9月11日
福祉保健局

 都内O157感染事例を食中毒と決定しましたので、お知らせします。

探知

 平成21年8月25日(火) 午前10時29分、武蔵村山市内の医療機関医師から多摩立川保健所に「腸管出血性大腸菌感染症発生届」の連絡が入った。

調査結果

 多摩立川保健所は、探知後ただちに感染症と食中毒の両面から調査を開始した。

  • 患者は、8月14日に武蔵村山市内の飲食店で提供された食事を喫食していた。
  • 患者は、8月16日から発症していた。
  • 患者検便から検出されたO157の菌株を、すでに確認されている山口県、奈良県等の当該飲食店関連の食中毒事件の患者検便の菌株のDNAパターンと比較するために、国立感染症研究所に提出した。

決定

 多摩立川保健所は、下記の理由により、本件を当該飲食店で提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

  • 国立感染症研究所において、患者の検便から検出されたO157の菌株を検査※1した結果、山口県、奈良県等の菌株とDNAパターンが一致した。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

担当保健所 多摩立川保健所
発症者関係 発症日時 8月16日10時00分から
症状 下痢、腹痛、発熱など
発症場所 自宅
発症者数 発症者総数 1名
(内訳)
 男:0名(発症者の年齢: 歳)
 女:1名(発症者の年齢:14歳)
入院患者数 0名
受診者数 1名(男:0名、女:1名)すでに回復
原因食品 当該飲食店で提供された食事
病因物質 腸管出血性大腸菌O157
原因施設 屋号 ○○○
業種 飲食店営業(一般)
営業者 株式会社 ○○○
代表取締役 ○○○
営業所所在地 東京都武蔵村山市
本社所在地 東京都港区
措置 上記施設は9月6日から営業を自粛しており、東京都は9月11日から3日間の営業停止の処分を行う予定である。

[備考]
メニュー 【8月14日】
○○角切りステーキ ライス付
検査関係 検査実施機関:東京都健康安全研究センター 9月11日現在
患者菌株 1検体 検査中(病院の検便で検出されたO157)
調理従事者ふん便 11検体 5検体は陰性、6検体は検査中
拭き取り検体 9検体 陰性

※1 患者菌株を、国立感染症研究所に提出し、すでに確認されている山口県、奈良県等の患者菌株とともにパルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)※2によるDNA解析を行った。
※2 パルスフィールドゲル電気泳動(Pulsed Field Gel Electrophoresis:PFGE)とは微生物のDNAを解析する検査法のひとつで、ゲル電気泳動によりDNA断片をバンド状に分離する。DNAパターンの識別を行うことで、感染症の感染経路を推定することができる。

(参考)東京都における食中毒発生状況
(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日〜9月9日まで 64件 971名 0名
(昨年同期) (72件) (830名) (0名)
本年9月中(9日まで) 0件 0名 0名
(昨年同期) (1件) (9名) (0名)

※参考資料 腸管出血性大腸菌O157の特徴について(PDF形式:17KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03−5320−4402、4405