報道発表資料 [2009年5月掲載]
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農林水産政策研究所跡地の土壌汚染について

平成21年5月22日
環境局

 東京都は5月21日、環境確保条例に基づき土壌汚染調査を実施している農林水産政策研究所跡地(北区上中里一丁目)において、農林水産省から、敷地内の一部で指針値を超える大気中の水銀濃度が観測されたとの報告を受けました。
 このため、東京都は周辺の環境調査を行うこととしましたので、お知らせします。

1 国の調査結果

(1) 土地利用履歴

 当該地は、過去から樹木試験所、獣疫調査所、家畜衛生研究所及び農業総合研究所(現農林水産政策研究所)が立地していた土地である。

(2) 土壌汚染の状況

 表層土壌調査で、水銀の含有量及び溶出量と鉛の含有量が汚染土壌処理基準を超えていた。なお、当該地は立入禁止措置が取られ、周辺に飲用井戸は存在しないことから、土壌の直接摂取及び地下水からの摂取のおそれはない。

【表層土壌調査結果(222地点)】
  超過地点数 最大値(超過倍率) 基準値
水銀含有量 20 90ミリグラム/キログラム(6倍) 15ミリグラム/キログラム
水銀溶出量 73 0.12ミリグラム/リットル(240倍) 0.0005ミリグラム/リットル
鉛含有量 860ミリグラム/キログラム(5.8倍) 150ミリグラム/キログラム

(3) 敷地内の地下水・大気の状況

 地下水中の水銀濃度はすべて環境基準値以下であった。

【地下水調査結果(4地点)】
  超過地点数 最大値(超過倍率) 基準値
水銀 0.0005ミリグラム/リットル未満 0.0005ミリグラム/リットル

 大気中の水銀濃度は1地点で指針値を超えていた。

【大気調査結果(5地点)】
  超過地点数 最大値(超過倍率) 指針値
水銀 10マイクログラム/立方メートル以上(250倍以上)
※当該地における試掘作業の影響を受けたと見られる。同地点での2回目の測定値は0.085マイクログラム/立方メートル(2.1倍)。
0.04マイクログラム/立方メートル

2 国の対応

 汚染のあった土壌が露出している部分にシートを張り、飛散防止の応急措置を行っている。

3 東京都の対応

(1) 周辺の生活環境の安全性を確認するため、周辺大気中の水銀濃度の調査を行う。
(2) 今後、事業者に対して、環境確保条例に基づき、拡散防止措置を的確に行うよう指導していく。

問い合わせ先
環境局環境改善部土壌地下水汚染対策担当
 電話 03−5388−3495