報道発表資料 [2009年3月掲載]
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〔参考資料1〕

2 具体的事例

1 有限会社アクティブ及び有限会社エイム

 (屋号:アクアドクター、コスモ水道サービス、クローバー水道サービス、東京水道サービス 他)

  1. 有限会社アクティブ
    設立 平成10年2月2日
    資本金 300万円
    直近年度売上高 約7億3千万円(平成19年10月1日〜平成20年9月30日)
  2. 有限会社エイム
    設立 平成7年2月7日
    資本金 300万円
    ※「東京水道サービス株式会社」は東京都監理団体で、東京都水道局と一体となって水道事業を運営している全くの別会社です。

事例1

 平成20年1月、Aの家のトイレが詰まり、Aの娘が「出張費無料」「見積無料」と書いてあるチラシを見てアクアドクターに電話した。娘はその電話で費用を確認したが、「見てみないとわからないから、現場に着いてから担当者が見積りを出します。」と言われたので、現場で見積りを聞いてから依頼すればよいと考え来訪を依頼した。担当者が来訪する日、Aの娘は用事があったため、業者への対応をAに任せて出かけた。
 担当者が来るとAはトイレに案内した。担当者はトイレの状況を確認し、自転車のポンプのようなものをパカパカ動かしたが、詰まりは解消しなかった。担当者は「水が流れない原因は、見えない所のパイプが小便の結石で詰まっているからだ。これは直すのが難しい、交換したほうがいい。」と言ったので、Aが便器交換にかかる費用を尋ねると、担当者は40万円でできると言った。Aが高すぎると言うと30万円でできると言ったが、Aはとにかく詰まりが解消すればよいと考え、便器交換は断った。すると担当者は「それでは薬を使ってみましょう」と言って、薬を投入した。すると、すぐに、トイレの詰まりは解消し水が流れた。
 担当者はAの娘が依頼していた見積りを作業前に出さずに、作業終了後、10万円の見積書兼領収書をAに提示した。その金額についてAが高すぎると言うと、数万円値引きした金額に書き直した見積書兼領収書をAに渡した。Aはこんな大金払えないし高すぎると言ったが、担当者に「お金は後日振り込めばいい、ここにサインを」と強く求められ、あまりの高額にショックを受けて気分が悪くなったAは担当者に早く帰って欲しい一心でサインした。

事例2

 平成19年7月。トイレタンクから便器への水流が弱かったため、Bの夫が出張費・見積無料と書いてあるアクアドクターのチラシを見て、簡単に直るのかどうか見積無料なら見てもらおうとフリーダイヤルに電話をした。夫は用事で外出したため、業者との対応はBが行うことになった。
 担当者が来訪すると、Bは見積りをしてもらうために問題のトイレに案内した。担当者はトイレタンクの蓋をはずし、中を覗いて「部品を取り替えなければならないので、6〜7万円かかる。今は部品が無いので修理できない。」と言った。Bは本格的な修理ならば知り合いに頼もうと、その場で修理を断った。
 Bは見積書の作成は依頼しなかったが、担当者は「見積書は無料ですから」と言って見積書を書き、見積書と一緒に領収書をBに渡し、「見積書は無料でいいけど、今日の分は○円です」と8千円程度の金額を請求した。Bはチラシには見積無料と書いてあって、修理してもらっていないのになぜお金がかかるのか問いただしたが、担当者は「基本料金ですから」と答えるのみであり、Bは基本料金のことは知らなかったので、半信半疑ながらも支払った。Bは領収書を渡されるまで費用がかかることは全く知らなかった。

2 株式会社フクトミ

 (屋号:関東水道センター、ダイフク水道センター、阪神水道センター、京阪神水道センター、中日水道センター、九州水道センター)
 設立 平成15年8月1日
 資本金 1,000万円
 直近年度売上高 約34億5千万円(平成19年8月1日〜平成20年7月31日)

事例

 Aは、平成20年5月、自宅トイレの水が流れたままで止まらないので、関東水道センターのチラシで番号を確認し修理依頼の電話をした。その際Aは「先ず見積りをしてもらい、それから修理するか否かを決める。」旨をはっきり告げた。間もなくインターホーンで「水道屋です」と名乗っただけの男性担当者(以下「担当者」という。)が来訪したので、Aはトイレに案内し事情を説明した後リビングでコーヒーを飲んでいた。10分以上経っても何も言わないのでAが覗きに行くと、担当者は便座を跨いで反対向きに座り、タンクの蓋を半開きにして中を覗きこんでいた。
 そして突然顔だけAの方に向け「7万円だね」と言った。Aがそんなにするんですかと聞くと、担当者は「車に部品が置いてあるのですぐ直せる、トイレはすぐ直さないと使えないので困る、便器の交換なら40万円かかるが7万円で直せる、こっちも忙しいから二度も三度もこれないから今すぐ決めてくれ、二度も三度も来ると手間もかかるから」等と言った。
 Aは「1〜2万円と思っていたので7万円は払えない」旨を告げて修理を断わると、担当者は「1〜2万円では手間賃にもならない、持ち合せがないなら振込用紙を置いていく、こっちも忙しいから今ここで決めてよ、7万円の修理代がはらえねーなら40万円のトイレの交換はできねーよ」等と、乱暴な口調で言った。Aは電話した時から「見積りをしてもらってから決めると告げてある」旨を主張すると、担当者は「はーまじかよ、きーてねーよ」と言いさらに「今すぐ修理することを決めなさい」という趣旨のことを2〜3回繰り返して言い、押し問答になった。
 しかしAが終始主張を曲げなかったので、担当者は途中で「4万5千円にするから今すぐ決めてくんない、こっちも忙しいんだよなー」と金額を下げてきたがAが同意しなかったので約30分後にあきらめて帰った。この間担当者はずっと反対向きに便座に座ったままだったので、Aは終始怖い思いをしていた。
 同日、便器のメーカーに修理に来てもらったところ、タンクの中の部品を交換しただけで費用は約1万円であった。

3 株式会社第一住設

 (屋号:第一水道サービス)
 設立 平成16年1月21日
 資本金 2,000万円
 直近年度売上高 約6億3千万円(平成18年9月1日〜平成19年8月31日)

事例

 平成20年7月。Aはトイレの水洗タンクからポタンポタン水の音がしたため、水漏れしていると思い保存してあったチラシを見てフリーダイヤルに電話し、水漏れ修理のための来訪を依頼した。
 翌日来訪した担当者に、Aが見積りを依頼したところ、担当者は一見しただけで4万円位と言った。その後、担当者はトイレタンクの蓋を開け、中を覗くとタンク内側周囲のポリタンが溶けている。このままだと水漏れが酷くなる、交換したほうがよいと言い、そのためには6万円位かかると言った。担当者は、タンクへの給水管の内側が錆びて水が床に落ちていると言って給水管の交換を勧め、便器の中にも少し水が漏れているなどと、次々に悪いところを指摘していった。Aは今までトイレの床に水漏れを発見したことはなく、便器へ水漏れしていることは分からなかったが、担当者の説明を聞いているうちに、修理しなければいけないような気になってきた。Aは迷ったが、契約することにした。
 担当者はAにカタログを見せながらここが悪いなどと説明を行った後、9万円近い見積書を作成し、工事着工前に内金を入れるよう4万円請求したため、Aは現金で支払った。その日の作業終了後、Aが床の水を拭くために渡した雑巾が返却されたが、雑巾は全く濡れておらず、業者が帰った後Aはトイレタンクへの給水管が交換されていることに気が付いた。
 3日後、Aは水の音が止まっていないことに気がついたので、フリーダイヤルに電話して水の音が止まっていないことと、トイレタンクの交換はキャンセルしたい旨を話した。すると、折り返し担当者から電話があり、「タンクを交換すれば全てOKだから」と言われ、キャンセルに応じてもらえなかった。その後、新しいトイレタンクが連絡もなく玄関脇に置いてあったことに気づき、Aはあわてて解除通知を作成し、翌日郵送した。
 解除通知を送付後、Aは別の業者に修理の見積りを依頼した。すると、トイレタンクを点検した業者は、「トイレフロート弁が磨耗しているのが水漏れの原因である」と言い、修理代金4,200円で、5分とかからずフロート弁を交換して水漏れを直した。
 Aが担当者から渡された書面は御見積書と記載されたものであり、施工内容もタンクの型式が記載されておらず、代表者名は関東統括支店長名であった。その後、事業者から初日に行ったトイレタンクへの給水管の取替え工事代金は返金できないと言われた。