キノコ狩りにご注意を!素人鑑定は危険です
毒キノコによる食中毒の発生
平成20年9月30日
福祉保健局
毒キノコを原因とする食中毒が発生しました。キノコ狩りのシーズンです。完全に食用と鑑定されたもの以外は、絶対に食べないでください。
探知
平成20年9月29日(月)午後2時15分、八王子市内の医療機関から八王子市保健所に「9月29日午前11時50分、救急搬送でキノコ中毒と思われる患者が搬送されてきた。患者は2名で夫婦である。」との連絡が入った。
調査結果
- 9月28日に八王子市在住の会社員が、山梨県鶴峠にキノコ狩りに行き、自らキノコを採取した。
- 29日午前9時、自宅にて会社員とその妻の計2名がキノコを卵と炒めてパンに挟み喫食した。
- 29日午前10時00分ごろから2名がおう吐、腹痛、下痢などの症状を呈し、八王子市内の医療機関に受診した。
- 医療機関に持ち込まれた残品を東京都健康安全研究センターで鑑別したところ、ツキヨタケであることが判明した。
- 本日、医療機関から食中毒の届出があり、八王子市保健所では、ツキヨタケによる食中毒と断定した。
- 患者2名のうち1名は入院していたが、本日退院した。
毒キノコによる食中毒を防ぐには
毒キノコによる食中毒防止5ヶ条
- 確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に食べない。
- キノコ採りでは、有毒キノコが混入しないように注意する。
- さまざまな「言い伝え」は迷信であり、信じない。
- 図鑑の写真や絵にあてはめ、勝手に鑑定しない。
- 食用のキノコでも生の状態で食べたり、一度に大量に食べたりしない。
※もし、食中毒となってしまったら、早急に医師の診察を受けてください。なお、原因となったキノコが残っているときは、受診の際に持参し、治療の参考にしてもらってください。
※キノコの食中毒に関する詳しい情報は、福祉保健局のホームページをご覧ください。
| 問い合わせ先 福祉保健局健康安全部食品監視課 電話 03−5320−4402、4405 |
〔別紙〕
ツキヨタケの特徴
- カサ:8〜25センチメートル、形は半円形で幼菌は黄褐色、成菌では紫褐色〜暗褐色
- ヒダ:初め淡黄色、後に白色。柄に垂生。暗闇で青白く発光する。
- 柄:太く短く、カサの横につく。ヒダとの境にリング状の隆起帯がみられる。柄を縦にさくと黒色のシミがある。
- 発生場所:ブナなどの枯れ木、重生
- 時期:夏〜秋
- 胞子:大形の球形
- 中毒症状:おう吐、腹痛、下痢など
- 毒成分:イルジンS(ランプテロール)
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| ツキヨタケ(毒)は、ブナの枯れ木などに発生します。 | ツキヨタケ(毒)は、地味な色でシイタケに似ています。 | |
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| ツキヨタケ(毒)の裏側にあるリング状の隆起帯。 | ツキヨタケ(毒)の断面には、黒いシミがあります。 |
都内におけるキノコによる食中毒発生状況(平成10年以降)
| 発生年月日 | キノコの種類 | 患者数 | 死者数 |
|---|---|---|---|
| 平成10年10月3日 | 特定できず | 14 | 0 |
| 平成10年10月20日 | カキシメジ | 3 | 0 |
| 平成12年10月16日 | ツキヨタケ | 6 | 0 |
| 平成16年10月18日 | クサウラベニタケ | 3 | 0 |
| 平成19年10月15日 | ドクツルタケ又はシロタマゴテングタケ疑い | 2 | 0 |



