都バスへのバイオディーゼル燃料導入事業の実施について
平成19年度の実施結果(中間報告)
平成20年7月23日
環境局
交通局
都は、地球温暖化対策の一環として、平成19年10月から平成21年3月まで、新宿車庫及び練馬車庫の都バス計65台にバイオディーゼル燃料(FAME※1を5%混合した軽油。以下「B5燃料」という。)を導入しています。
これは、再生可能エネルギーの普及促進に向けて、都バスの営業運行を通じ、バイオディーゼル燃料の効果検証を行うものです。
このたび、平成19年度の実施結果(中間報告)についてとりまとめましたので、お知らせします。
1 実施結果の概要
(1) 排出ガス試験等の結果について
都バスへの導入に先立ち、財団法人東京都環境整備公社東京都環境科学研究所において、B5燃料を使用した排出ガス試験等の調査を実施しました。
- 排出ガス、エンジン出力等への悪影響は認められませんでした。
- 燃費等への影響についても、通常軽油との差は認められませんでした。
(2) B5燃料の使用状況等について
B5燃料は、2つの供給事業者が製造したものを、それぞれ新宿車庫と練馬車庫で使用を開始しました。
そのうち、練馬車庫では、一部、FAME製造時の未反応成分による給油機の給油フィルターの目詰まりなどが発生しました。
このことから、B5燃料の状況等に応じて、製造過程での不純物をできる限り除去しておく等の方策を講じることも必要であることが分かりました。
2 今後の取組
都は、必要な対策を講じながら、引き続きB5燃料を使用し、都バスにおいて効果検証を行っていきます。
また、B5燃料の確実かつ安定的な使用をより一層進めるために、現在のB5燃料の規格について、国に対して新たな規格の検討などを要請していくとともに、供給事業者等に対しては、必要な情報を提供していきます。
※1 FAME(Fatty Acid Methyl Ester)
パーム油等の植物油などを原料として、ディーゼル自動車用燃料として使用するために化学処理して製造された脂肪酸メチルエステル
※都バスへのバイオディーゼル燃料導入事業 中間報告(PDF形式:281KB)
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