報道発表資料 [2007年11月掲載]

「地域工務店のための安くて質の良い家づくりのひけつ」及び
「地域工務店から消費者への情報提供の手引き」の作成について

平成19年11月27日
都市整備局

○東京都では、狭くて高い東京の戸建住宅の市場構造の改革をめざして、東村山市本町地区プロジェクトにおいて、広くて質が良く低廉な戸建住宅の建設を行う「実証実験」を実施しています。このたび、実証実験で実施された合理化手法を取りまとめた「地域工務店のための安くて質の良い家づくりのひけつ」を作成しましたので、お知らせします。

○あわせて、地域の工務店が消費者に対し、適切な情報提供を行うことで、消費者がニーズに応じた住まいを安全に選択できるよう「地域工務店から消費者への情報提供の手引き」を作成しましたので、お知らせします。

1 地域工務店のための安くて質の良い家づくりのひけつ−東京発・住宅市場の構造改革をめざして−

(1)特徴

  • 実証実験の成果に裏付けられた具体的な合理化手法を、段階毎に紹介
  • 中小規模の地域工務店が実務で活用できる内容を取りまとめ、写真・図・イラストなどを豊富に用いて解説

(2)主な合理化のポイント

〔住宅の企画・設計段階〕

  • 平面・断面計画の単純化
    シンプルな形状・解放的な間取りにより、外壁や間仕切りの施工手間を軽減
  • 材と工の整理・集約化
    柱や梁等の種類の整理、寸法の統一により、材料のロスを無くし、作業時間を短縮

〔材料等の調達・加工段階〕

  • 資材・人材調達の効率化
    木材産地と直結し、中間流通経路を省略
  • 工場加工比率の向上(現場作業の効率化)
    工場でのプレカットを活用し、階段などのユニット化を推進

〔現場の施工・管理段階〕

  • 工程管理・品質管理
    チェックシートにより品質を確保し、施工ミスを防止

※安くて質の良い家づくりのひけつ

  • 本文(PDF形式:2.9MB)
  • 概要版(PDF形式:893KB)
安くて質の良い家づくりのひけつイメージ

2 地域工務店から消費者への情報提供の手引き−信頼される家づくりのためのポイント20−

(1)特徴

  • 消費者とのはじめの相談時から入居後のアフターサービスに至るまでのそれぞれの段階において、住宅生産者から消費者に対する情報提供の手順を20項目のポイントとして提示
  • 住宅生産者の利用を容易にするために、主な項目について、参考として様式例を添付

(2)主な内容

  • 家づくりの特徴、代表的な住宅の仕様、価格、生産者の概要等をまとめた共通様式(「情報シート」)による情報提供の提案
  • 住宅の質と価格の表示方法の適正化
    (坪単価表示の考え方、住宅性能表示制度の推奨、工事見積書の積算根拠の説明)
  • 住宅の生産過程の透明化
    (設計・施工体制表、工事記録書の作成)
  • 新築時及び修繕時等の情報を整理・保管する「住宅履歴」の作成

※情報提供の手引き

  • 本文(PDF形式:3.0MB)
  • 概要版(PDF形式:546KB)
情報提供の手引きイメージ

3 今後の取組等

 「安くて質の良い家づくりのひけつ」及び「情報提供の手引き」の普及を図るため次の取組を行っていく。

(1)地域工務店向け講演会の開催

 「これからの家づくりセミナー」
 平成19年12月6日(火) 13時30分から
 すまい・るホール(文京区後楽1−4−10)※詳細はホームページ参照

(2)都市整備局ホームページにおいて全文を掲載予定

 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/
 また、区市町村、関係業界に配布するとともに、都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階北側)において販売予定

問い合わせ先
都市整備局住宅政策推進部民間住宅課
 電話 03−5320−5005