報道発表資料 [2009年3月掲載]
音声で読み上げる

「認知症の人と家族を支えるための医療支援体制のあり方」について
東京都認知症対策推進会議 医療支援部会報告書

平成21年3月30日
福祉保健局

 東京都認知症対策推進会議の専門部会として医療支援部会を設置し、認知症と身体症状の双方の症状に応じた医療支援体制のあり方について、検討を重ねてきました。
 この度、当部会において、認知症の人と家族が地域で安心して生活を継続できるよう医療的に支援することを目指し、医療支援体制のあり方についての提言が取りまとめられましたので、お知らせします。

提言のポイント

基本的な考え方

○認知症の人が地域で安心して生活を継続できるよう医療的に支援することを目指す。

課題

○今後増大する医療需要に応える支援体制の構築は喫緊の課題
○認知症の特性から、住み慣れた地域で医療支援を受けられることが必要
○認知症医療と身体医療、地域医療と専門医療の全てを特定の医療機関が担うのは困難

求められる機能と対策

○認知症の人に対する、認知症と身体症状の双方に切れ目のない医療支援体制の構築
○医療資源の把握、役割分担の確立、情報共有による、地域で提供される医療の質の向上
○かかりつけ医を中心とした連携体制を地域で構築

○なお、認知症は進行段階により症状が異なることから、次の3段階ごとに、具体的な課題、求められる機能と対策を検討

MCI・軽度認知症

◇地域生活の継続のための迅速な診断と、それに基づく適切な医療・ケアの提供

中等度認知症

◇身体合併症や周辺症状の対応に緊急を要する場合の医療支援体制
◇緊急時を避けるため、適切な身体管理と周辺症状への早期対応が可能な医療支援体制

高度認知症・終末期

◇「暮らしの場」での生活・療養の継続のための、看取りも視野に入れた医療支援体制

※認知症の人と家族を支えるための医療支援体制のあり方

  • 概要(PDF形式:17KB)
  • 本文(PDF形式:807KB)

問い合わせ先
福祉保健局高齢社会対策部在宅支援課
 電話 03−5320−4277