「東京都水道局環境計画(2007-2009)」
〜水を育む豊かな地球環境を次世代へ〜
を策定しました!
平成19年3月29日
水道局
東京都水道局では、水道事業から発生する環境負荷の低減を目指して、平成16年度から「東京都水道局環境計画」を策定し、総合的に環境施策を推進しています。
16年度に策定した環境計画が終了するため、このたび新たに「東京都水道局環境計画(2007−2009)」を策定しましたので、お知らせします。
本計画に基づき、より一層の環境パフォーマンスの向上を目指して全職員が一丸となって取り組み、水道局全体の環境への取組のボトムアップを図ってまいります。
計画のポイント
「自然エネルギー等による発電」を新たに長期目標として設定しました。
計画期間を越えて長期的に取り組む指標を、長期目標として取り組んでいきます。
「自然エネルギー等による発電規模を平成28年度までに10,000キロワット以上とすることを目指します」
水道局は、都内の1%の電力を使用する大口の使用者であり、電力使用により多くの二酸化炭素を排出しています。このため、二酸化炭素を排出しない太陽光発電や小水力発電といった自然エネルギー等の導入を積極的に推進していきます。
重点目標として次の3つを掲げました。
水道局を取り巻く環境や課題等を踏まえ、計画期間中に重点的に取り組むべき指標を取組事項から選定し、重点目標として取り組んでいきます。
○水源林機能の維持向上
水道水源林は、水源かん養機能はもとより、二酸化炭素の吸収や生態系の維持など、様々な機能を持っています。当局では、このような機能を持つ水源林を適正に管理するとともに、その機能を向上させる複層林※化を推進し、環境負荷の低減に貢献していきます(平成21年度目標値 複層林構成率4.7%)。
※複層林:世代の異なる植栽林から構成される森林
○低公害車の導入の促進
当局では、約650台の自動車を保有していますが、車両の更新や新規購入にあたっては、東京都指定低公害車のうち、もっとも環境性能の高いレベルの車両を導入し、これまで以上に車両の排ガスからの二酸化炭素等の排出を低減していきます(平成21年度目標値 東京都指定低公害車導入率50%以上)。
○二酸化炭素総排出量の低減
当局では安全でおいしい水をお客さまにお届けするため、高度浄水処理の導入を積極的に進めています。高度浄水処理は多くの電力を使用し、それに伴い、二酸化炭素排出量の増加が見込まれます。このため、これまで以上に自然エネルギーの導入や省エネルギー施策の推進などによるエネルギーの有効活用を図り、二酸化炭素の排出を抑制していきます(平成21年度目標値 平成17年度実績値以下)。
取組事項として40項目を選定しました。
これまでの環境計画の実施結果などを踏まえ、取組事項の統合や廃止を行うとともに、環境に貢献する取組や新規に実施する施策などを新たに追加し、40項目としました。
1 二酸化炭素を吸収する水道水源林の保全
水道局が保有する水道水源林を適正に管理し、水源かん養機能や二酸化炭素の吸収機能を向上させるとともに、緑豊かな水源林を将来の世代へ引き継いでいきます。
《森林保育作業》
森林の適正管理のため、人工林の保育活動を積極的に行い、間伐などにより副次的に木材を収穫します。
《ボランティアによる森林保全活動》
「多摩川水源森林隊」の活動を通じて、荒廃した民有林の再生を目指すとともに、水源林の役割や重要性をお客さまに御理解いただけるよう環境保全活動の場を創出します。
2 環境意識の高揚を推進
水道局の環境施策や水道への理解を深めていただくため、お客さまなどの環境意識の醸成を目指し、交流の場を広げます。
《環境教育の支援》
キャラバン隊を編成して小学校を巡回し、次世代を担う子供たちに向け、環境問題や水道への理解を深めてもらうよう、分かり易く親しみやすい授業を実施します。
《お客さまとの交流活動の推進》
水道局の環境対策の実施にはお客さまの御理解と御協力が不可欠であり、お客さまに局事業に関する認識をより一層深めていただくため、イベントや水道施設見学会を実施します。
3 廃棄物の有効利用を推進
局事業で発生する廃棄物を積極的に有効利用していきます。
《浄水場発生土の有効利用》
浄水過程で発生する発生土を農園芸用土やグラウンド改良材などへ有効活用していきます。
《建設副産物※のリサイクル推進》
水道工事から発生するアスファルト塊やコンクリート塊、発生土などの建設副産物を、現場内で利用するほか、再資源化施設で建設資材としてリサイクルしていきます。
※建設工事に伴い副次的に発生する廃棄物
4 計画期間
平成19年度から平成21年度までの3年間
※東京都水道局環境計画(2007-2009)
| 問い合わせ先 水道局総務部調査課 電話 03−5320−6314 |