「東京の水辺空間の魅力向上に関する全体構想」の公表について
平成18年2月14日
産業労働局
隅田川や運河などの水辺の魅力を高め、都市としての東京の魅力を世界へ発信していくことが、今、求められています。昨年11月に公表した「中間のまとめ」に寄せられた意見等を踏まえ、目指すべき水辺の将来像と取組の方向をまとめた「東京の水辺空間の魅力向上に関する全体構想」を策定しましたのでお知らせします。
○構想のポイント
1 「水辺の賑わい」「舟運」「水辺景観」「水辺環境」の4つの視点から取組を展開し、来訪者にも居住者にも魅力的な水辺の都市空間の実現を目指します。今後、約10年間の主な取組は次のとおりです。
(1)人々が集い賑わいあふれる交流空間を創出
- 運河での水上レストランや水辺のオープンカフェなど水辺活用を促進
- 水辺の観光まちづくりを推進(18〜19年度浅草・両国での観光交流拠点整備等)
- 豊洲新市場の整備に当たり、「食」を中心とした賑わい拠点を形成(24年度目途)
(2)多様で魅力ある舟運ネットワークを実現
- 羽田と都心を結ぶ舟運や、品川での水陸交通結節点機能の整備を検討
- 運河において民間事業者等による水上バスの船着場の整備などを促進
- 河川や運河に設置されている防災船着場の平常時利用を促進
(3)美しく潤いある水辺景観を形成
- 隅田川テラスの連続化を推進(18年度には桜橋より下流の左岸が連続化)
- 小名木川では江戸情緒の感じられる石積み風の親水護岸を整備(18〜20年度)
- 親水空間の確保や建物の色彩誘導などにより水辺から見た景観を向上(18年度 色彩ガイドライン策定)
(4)誰もが親しめる水との触れ合いの場を創造
- 合流式下水道の改善や下水の高度処理の推進による水質の一層の改善
- 浅草・両国、芝浦・天王洲などにおいて、船による周遊にも役立つ水辺観光マップを作成し、情報発信を充実(18〜20年度)
2 「隅田川地域」「江東内部河川地域」「運河地域」など5つのエリアについて、地域の特性を踏まえた取組を進めていきます。地域別の取組予定については本構想概要版をご覧ください。
※東京の水辺空間の魅力向上に関する全体構想(産業労働局ホームページ)
- 概要
- 本文
| 問い合わせ先 産業労働局観光部企画課 電話 03−5320−4695 |
〔参考〕
構想実現に向けた主な取組(概要)
構想実現に向け、都の重点事業として推進していく取組のうち、主なものを紹介します。
水辺における観光まちづくりの推進(観光交流拠点の整備など)
| 浅草・両国の両地域が隅田川に沿って連携する広域的観光まちづくりを推進し、商業振興などとも連携を図りながら、伝統・文化を体験できる観光交流拠点を整備します。また、案内機能の充実、水辺イベントの連携などを促進していきます。 こうした取組を水辺を軸に、他の地域にも広く展開することにより、回遊性の向上を図るとともに、外国人旅行者の地域での滞在を促進していきます。 |
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運河ルネッサンスの推進(民間事業者による水上レストラン・船着場の整備など)
| 観光などの視点から運河の賑わいの創出を目指す「運河ルネッサンス」の取組により、新たな水辺利用を促進します。推進地区に指定された天王洲では、民間事業者による水上レストランがオープンし(平成18年2月)、芝浦では、船着場整備により、お台場と結ぶ航路開設に向けた取組が進められています(平成19年予定)。 今後、こうした運河ルネッサンスの取組を晴海や豊洲など他の地域へも展開していきます。 さらに推進地区間の連携を支援し、新たな水上交通ネットワークの構築や、運河における広域的な賑わいの創出を目指していきます。 |
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隅田川と荒川を結ぶ「塩の道」の再生(小名木川における石積み風護岸の整備など)
| 江東内部河川地域では、治水の安全性が高まり、人々が水に親しむことのできる空間が創出されています。 小名木川では、かつて江戸へ塩を運ぶ舟運で賑わった「塩の道」にふさわしい江戸情緒の感じられる親水テラスを整備します。また、東西で水位の異なる小名木川を結ぶ扇橋閘門には展望デッキを設けるなど、観光資源としての活用を進めていきます。 |
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