町田・相模原業務核都市基本構想について
平成16年3月30日
都市計画局
東京都と神奈川県は、多極分散型国土形成促進法に基づき、「町田・相模原業務核都市基本構想」を作成し、本日、主務大臣(国土交通大臣、総務大臣、経済産業大臣、文部科学大臣及び厚生労働大臣)の同意を得ましたので、お知らせします。
目的
町田市及び相模原市は、両市合わせて約100万の人口を抱え、東京都心部及び周辺業務核都市への広域交通の利便性に優れている一方、東京圏西部一帯に広がる広域的な緑地空間や水源等、自然環境にも恵まれている。
また、市民同士のつながりも深く、行政面でも種々の交流がなされており、両市を一体としてとらえ、整備を進めることにより、単独では持ち得ないポテンシャルの発揮が期待できる。
こうしたことから、多極分散型国土形成促進法による支援措置等の活用などにより、国、都県市で連携しつつ、基本構想の実現に向けた、業務等諸機能の立地促進を図っていく。
経緯
| 平成11年3月 | 「第5次首都圏基本計画」策定 町田・相模原広域連携拠点が位置付けられ、業務核都市として整備を進めることとされた。 |
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| 平成12年度 | 「町田・相模原業務核都市基礎調査」実施 | |
| 平成13年度〜14年度 | 「業務核都市の整備に関する予備調査(町田・相模原業務核都市)」実施 | |
| 平成15年10月 | 「町田・相模原業務核都市基本構想(素案)」の公表と意見募集 | |
| 平成15年12月 | 意見募集結果の公表 | |
| 平成16年2月 | 「町田・相模原業務核都市基本構想」を国に同意申請 |
その他
- 基本構想(素案)に対する都民・県民の皆様からのご意見も参考として策定した。
- 今後、東京都公報にて告示する予定。
〔参考〕業務核都市とは
・多極分散型国土形成促進法により位置付けられているもので、都区部以外の地域で相当程度広範囲の地域の中核となり、業務機能をはじめとする諸機能の適正な配置先の受け皿となるべき都市。
・基本構想に位置付けられた一定の中核的施設について、税制・資金調達上の優遇措置が受けられる。
・これまで、15箇所が業務核都市に位置付けられており、うち基本構想が策定されているのは、今回を含めて11箇所である。
| 問い合わせ先 都市計画局都市づくり政策部多摩開発企画課 電話 03−5388−3247 |
〔資料〕
町田・相模原業務核都市基本構想の概要
1 構想名
町田・相模原業務核都市基本構想
2 範囲
町田市及び相模原市の全域 総面積16,203ha
3 整備の基本的方向
(1)将来像 〜多価値創造型業務核都市〜
両市の多様な諸機能・人材の内発力を有機的に組み合わせ、多様な個性の連携による新しい都市・生活価値を創造する。
- 地域の生活活動と業務・商業、産業、文化・教育や研究等の活動の核となる拠点が、比較的中小規模で市内に散開される。
- 各拠点が個性を持って、交通・情報インフラ等によって相互に強く結ばれ、相互補完的な活動が展開される。
- 各拠点がネットワークにより、単独では持ち得ない大きなポテンシャルを発揮し、周辺都市と強い関係を結び広域的な結節性を発揮していく。
(2)計画フレーム(2015年)
- 人口:約104万人
- 従業人口:約57万人(就従比:1.00)
4 整備の方針
- 両市の立地・特性を生かして、研究開発及び業務・商業機能の集積を促進する。
- コミュニティビジネスやSOHO等の労働形態の支援等、市民の活力を生かすための機能の充実を図る。
- 多摩丘陵や横山丘陵等の自然資源を保全し、これらと鶴見川、相模川及び境川の河川軸を結ぶ緑道の整備により緑のネットワークを形成する。
- 本業務核都市の機能及び諸活動の主な受け皿となり、活動ネットワークの要となる活動拠点として業務施設集積地区を4箇所設定し、相互に連携を図りながら多様な都市・生活活動及びそのネットワークの中核となる拠点形成を図る。
- 東京圏西部の周辺各都市との連携の強化を目指し、広域幹線道路や鉄軌道の整備を促進する。
5 業務施設集積地区と中核的施設等
| 業務施設集積地区 | 市名 | 面積 | 整備の方針及び中核的施設 |
|---|---|---|---|
| 町田駅周辺地区 | 町田市 | 約102ha | 相模大野駅周辺地区と相互に機能を補完・連携しながら、多様な都市・生活活動の中核となる拠点を形成する。 <中核的施設> ・ぽっぽ町田 ・(仮称)コンベンションホール ・中央図書館 ・町田市民フォーラム ・まちだ中央公民館 |
| 相模大野駅周辺地区 | 相模原市 | 約74ha | 町田駅周辺地区と相互に機能を補完・連携しながら、多様な都市・生活活動の中核となる拠点を形成する。 <中核的施設> ・(仮称)相模大野駅西側地区再開発ビル ・新しい交通システム ・グリーンホール相模大野 |
| 橋本駅周辺地区 | 相模原市 | 約170ha | 相原・小山地区と連携を図り、都市活動及び研究開発や産業創造活動の拠点を形成する。 <中核的施設> ・さがみはら産業創造センター ・橋本六丁目東町地区共同ビル ・(仮称)橋本六丁目D地区共同ビル ・橋本駅北口地区再開発ビル ・ミウィ橋本 ・橋本公園 ・小山公園スポーツ広場 |
| 相原・小山地区 | 町田市 | 約174ha | 橋本駅周辺地区等との連携を図り、研究開発活動や業務 ・産業活動の拠点を形成する。 <中核的施設> ・まちだテクノパーク |
6 配慮事項等
業務核都市の整備の推進上不可欠である公共施設等の整備を図るとともに、環境の保全、適正かつ合理的な土地利用、業務機能と居住機能の調和等に配慮する。
※基本構想の全文(PDF形式:294KB)