報道発表資料 [2015年8月掲載]
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福祉(障害者)

カラーバリアフリーへの対応について

 色の見え方が一般的な方と異なる人が日本人では5%いると言われており、他に加齢、病気等で色の見え方が異なっている人も多々います。これらの人に配慮した標識・案内・表示などの色使いのガイドラインはNPO法人から提案されており、東京都では足立区、文京区が独自のガイドラインを発行しています。ただし、都としてのガイドラインは見あたりません。周辺の神奈川県、埼玉県、山梨県、静岡県は県としてのガイドラインを公開しています。
 2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会では、海外から多くの方が訪日します。それらの人たちが標識等の「色」により混乱することのないよう、都あるいは国としての取り組みが必要かと思われますが、本件、ご検討されているのでしょうか。すでに、検討案件として取り上げられている場合は、非礼をおわび申し上げます。

対応

 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 この度は、ご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
 東京都では、福祉のまちづくりの観点から、都が作成する印刷物やホームページ等をだれにも見やすくわかりやすいものとするため、平成23年3月に「東京都カラーユニバーサルデザインガイドライン」を作成し、印刷物等を作成する際に活用するよう、庁内に周知しております。本ガイドラインは庁内向けであることから、公開はしておりません。
 また、「東京都福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル」において、公共交通施設等における案内板等については「案内板の地図、文字等は、高齢者、障害者等に配慮してわかりやすい色彩を用いる」ことを整備基準として定め、新築、改修等の際にこの基準に基づく整備を図っております。
 加えて、建築物における標識については、「地盤の色とコントラストをつける」ことを整備基準として定めるとともに、「色は、識別が困難な方へ配慮し、文字・図記号(ピクトグラム)を組み合わせて、色だけに頼らないサインとする」ことを望ましい整備として定め、周知を図っています。
 なお、本施設整備マニュアルについては、ホームページで公開しております。
 今後とも、東京都として、福祉のまちづくりについて必要かつ効果的な施策・事業を推し進めてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 「東京都福祉のまちづくり条例施設整備マニュアル」
 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kiban/machizukuri/manu26/

(福祉保健局)