報道発表資料 [2015年7月掲載]

東京都中小企業の景況
平成27年7月調査

平成27年7月23日
産業労働局

 都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

6月の景況

業況:再び上向く
見通し:改善への期待感が続く

◎6月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合−「悪い」とした企業割合)は、当月▲24(前月▲27)と3ポイント増加、わずかに改善し再び上向いた。今後3か月間(7〜9月)の業況見通しDI(当月(6月)に比べて「良い」とした企業割合−「悪い」とした企業割合)は、当月▲13(前月▲14)と2か月連続してほぼ横ばいで推移しており、改善への期待感が継続している。

○業種別の業況DIをみると、製造業(▲27→▲21)は6ポイント増加し、昨年10月の水準に戻した。卸売業(▲29→▲26)、サービス業(▲19→▲16)はともに3ポイント増加し、わずかに改善したほか、小売業(▲36→▲37)は2か月連続でほぼ横ばいとなった。

○前年同月比売上高DI(▲31→▲26)は5ポイント増加とやや改善した。業種別にみると、製造業(▲32→▲21)が11ポイントと大幅に増加、卸売業(▲29→▲22)が7ポイント増加、サービス業(▲28→▲23)が5ポイント増加とやや改善した。一方、小売業(▲37→▲39)が2ポイントとわずかに減少し、2か月連続で悪化した。

○業種別の業況見通しDIをみると、卸売業(▲15→▲10)は5ポイント増加とやや改善したほか、サービス業(▲10→▲10)と小売業(▲24→▲24)はともに2か月連続して横ばいで推移した。一方、製造業(▲9→▲11)は2ポイント減少とわずかに悪化した。

業況・見通しDIグラフ(全体)
(季節調整済みDI)
画像

都内中小企業の設備投資、資金繰り等の状況
四半期調査:平成27年第2四半期(4〜6月)

 設備投資:前期からわずかに増加するも、鈍い動き
 採算状況:前期の改善からわずかに後退
 資金繰り:3期連続で改善
 雇用人員:「不足」感の高まりが一服

概要

設備投資

 設備投資の動向を後方4四半期移動平均でみると、当期に設備投資を「実施した」割合は19.4%となった。前期の19.2%からわずかに増加し前々期の水準に戻したものの、平成26年第III四半期以降、あまり動きが見られない。
 来期の設備投資の「実施予定」割合(後方4四半期移動平均)は19.0%でやや減少する見通しとなった。

採算状況

 当期の採算状況を採算DI(「黒字」−「赤字」)でみると、▲6.1(前期▲4.9)と1.2ポイント悪化し、前期の改善からわずかに後退する動きとなった。

資金繰り

 当期の資金繰り状況を資金繰りDI(「楽」−「苦しい」)でみると、▲17.8(前期▲20.7)と3期連続で改善した。

雇用人員

 当期の雇用状況を雇用人員DI(「不足」−「過剰」)でみると、9.6(前期14.2)と4.6ポイント低下し、「不足」感の高まりが一服した。

調査の概要

1 調査目的

 毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者ならびに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。

2 調査方法

 郵送による配布、郵送による回収(毎月)

3 調査機関

 産業労働局 商工部 調整課

4 回収期間

 平成27年7月1日〜平成27年7月9日

5 調査規模

 対象企業 3,875企業
 (内訳)
 製造業 1,125企業
 卸売業 875企業
 小売業 875企業
 サービス業 1,000企業

6 回答状況

 回答企業数(回答率) 1,514企業(39.1%)
 (業種別)
 製造業 431企業(38.3%)
 卸売業 380企業(43.4%)
 小売業 317企業(36.2%)
 サービス業 386企業(38.6%)
 (規模別)
 小規模 627企業(40.0%)
 中小規模 314企業(44.6%)
 中規模 333企業(42.7%)
 大規模 233企業(45.3%)
 規模不明 7企業(2.3%)

全文(産業労働局ホームページ)

問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
 電話 03-5320-4639