報道発表資料 [2015年4月掲載]

東京都中小企業の景況
−平成27年4月調査−

平成27年4月22日
産業労働局

 都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

3月の景況

業況:5か月間ほぼ動きなし
見通し:全業種・全規模で改善への期待

◎3月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合−「悪い」とした企業割合)は、当月▲35(前月▲35)と横ばいで、昨年11月(▲35)以降5か月間ほぼ動きがみられない。今後3か月間(4〜6月)の業況見通しDI(当月(3月)に比べて「良い」とした企業割合−「悪い」とした企業割合)は、当月▲11(前月▲18)と7ポイント増加し、全業種・全規模で改善への期待が高まっている。

○業種別の業況DIをみると、製造業(▲30→▲33)は3ポイントとわずかに低下し、昨年11月以降4か月間続いた▲30の水準から悪化した。卸売業(▲42→▲41)はほぼ横ばいで、昨年11月以降±2ポイント内のわずかな動きとなっている。小売業(▲48→▲49)もほぼ横ばいで推移した。サービス業(▲22→▲24)は2ポイント悪化し、2か月連続の増加から減少した。

○前年同月比売上高DI(▲32→▲32)は横ばいとなった。業種別にみると、小売業(▲46→▲50)は4ポイント減少、製造業(▲21→▲23)は2ポイント減少、卸売業(▲40→▲40)は横ばい、サービス業(▲24→▲22)は2ポイント増加で推移した。

○業種別の業況見通しDIをみると、サービス業(▲16→▲6)は10ポイントと二桁増加したほか、卸売業(▲19→▲10)、小売業(▲32→▲23)が9ポイント増加した。製造業(▲10→▲8)は2ポイントとわずかに増加した。

画像
業況・見通しDIグラフ(全体)
(季節調整済みDI)

都内中小企業の設備投資、資金繰り等の状況
四半期調査:平成27年第I四半期(1月〜3月)

 設備投資:前期からわずかに減少、回復傾向に一服感
 採算状況:大きく改善し、マイナス一桁台
 資金繰り:2期連続で改善
 雇用人員:「不足」感を強める

概要

設備投資

 設備投資の動向を後方4四半期移動平均でみると、当期(平成27年1〜3月)に設備投資を「実施した」割合は19.2%となった。横ばいで推移した前期からわずかに減少し、回復傾向に一服感がみられる。
 来期の設備投資の「実施予定」割合(後方4四半期移動平均)は19.5%と再び増加する見通しとなっている。

採算状況

 当期の採算状況を採算DI(「黒字」−「赤字」)でみると、▲4.9(前期▲11.1)と大きく改善し、1年ぶりにマイナス一桁台に戻した。

資金繰り

 当期の資金繰り状況を資金繰りDI(「楽」−「苦しい」)でみると、▲20.7(前期▲22.3)と、2期連続で改善した。

雇用人員

 当期の雇用状況を雇用人員DI(「不足」−「過剰」)でみると、14.2(前期10.8)と3.4ポイント上昇し、「不足」感を強めている。全業種でDI値が上昇した。

調査の概要

1 調査目的

 毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者ならびに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。

2 調査方法

 郵送による配布、郵送による回収(毎月)

3 調査機関

 産業労働局商工部調整課

4 回収期間

 平成27年4月1日〜平成27年4月9日

5 調査規模

 対象企業 3,875 企業
 (内訳)
 製造業 1,125企業 
 卸売業 875企業
 小売業 875企業
 サービス業 1,000企業

6 回答状況

 回答企業数(回答率) 1,360企業(35.1%)
 (業種別)
 製造業 412企業(36.6%)
 卸売業 352企業(40.2%)
 小売業 244企業(27.9%)
 サービス業 352企業(35.2%)
 (規模別)
 小規模 561企業(35.6%)
 中小規模 298企業(41.9%)
 中規模 292企業(36.6%)
 大規模 203企業(40.2%)
 規模不明 6企業(2.1%)

全文(産業労働局ホームページ)

問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
 電話 03-5320-4639