報道発表資料 [2015年1月掲載]

東京都中小企業の景況
―平成27年1月調査―

平成27年1月23日
産業労働局

 都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

12月の景況

業況:横ばいで推移
見通し:引き続き静観

◎12月の都内中小企業の業況DIは、当月▲36(前月▲35)と前月の落ち込みから、ほぼ横ばいで推移した。今後3か月間(1〜3月)の業況見通しDIは、当月▲19(前月▲19)と横ばいで推移、8月(▲19)以降動きがみられず、静観が引き続いている。

○業種別の業況DIをみると、製造業(▲30→▲30)は横ばい、前月の下落から踏みとどまったほか、サービス業(▲26→▲27)もほぼ横ばいで推移した。小売業(▲53→▲48)は5ポイント増加、前々月(▲48)の水準に戻した。一方、卸売業(▲39→▲41)はわずかに減少、2か月連続での悪化によりここ2年間の底値(▲42)とほぼ並んだ。

○前年同月比売上高DI(▲36→▲33)は3ポイント増加し、前月の8ポイント悪化からわずかに持ち直した。業種別にみると、製造業(▲27→▲30)のみ悪化、3か月連続となる。一方、小売業(▲55→▲46)が9ポイント増加し、前々月(▲48)の水準をわずかに上回ったほか、サービス業(▲33→▲27)も6ポイント増加し、前々月(▲27)の水準まで戻した。このほか、卸売業(▲36→▲31)も5ポイント改善した。

○業種別の業況見通しDIをみると、製造業(▲15→▲15)が横ばいで推移したほか、サービス業(▲17→▲15)は2ポイント増加、卸売業(▲16→▲18)は2ポイント悪化し、いずれも±2ポイント内のわずかな動きとなった。このほか、小売業(▲34→▲29)は5ポイント増加し、やや改善した。

画像
業況・見通しDIグラフ(全体)
(季節調整済みDI)

都内中小企業の設備投資、資金繰り等の状況
四半期調査:平成26年第4 四半期(10月〜12月)

 設備投資:前期から横ばい、緩やかな回復が一服
 採算状況:2期連続でほぼ横ばいで推移
 資金繰り:わずかながら改善
 雇用人員:全業種・全規模で「不足」が「過剰」を上回る

概要

設備投資

 設備投資の動向を後方4四半期移動平均でみると、当期に設備投資を「実施した」割合は19.4%となった。前期の19.4%から横ばいで推移し、3期連続の緩やかな回復が一服した。
 来期の設備投資の「実施予定」割合(後方4四半期移動平均)は18.6%と減少する見通しとなっている。

採算状況

 当期の採算状況を採算DI(「黒字」−「赤字」)でみると、▲11.1(前期▲11.2)と、2期連続でほぼ横ばいで推移した。

資金繰り

 当期の資金繰り状況を資金繰りDI(「楽」−「苦しい」)でみると、▲22.3(前期▲23.1)と、わずかながら改善した。

雇用人員

 当期の雇用状況を雇用人員DI(「不足」−「過剰」)でみると、10.8(前期10.8)と横ばいで推移した。全業種・全規模で「不足」が「過剰」を上回る状況が続いている。

調査の概要

1 調査目的

 毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者ならびに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。

2 調査方法

 郵送による配布、郵送による回収(毎月)

3 調査機関

 産業労働局 商工部 調整課

4 回収期間

 平成27年1月1日〜平成27年1月9日

5 調査規模

 対象企業 3,875企業
 (内訳)
 製造業 1,125企業 卸売業 875企業
 小売業 875企業 サービス業 1,000企業

6 回答状況

 回答企業数(回答率)1,168企業(30.1%)
 (業種別)
 製造業 321企業(28.5%) 卸売業 280企業(32.0%)
 小売業 266企業(30.4%) サービス業 301企業(30.1%)
 (規模別)
 小規模 487企業(32.0%) 中小規模 243企業(34.7%)
 中規模 268企業(33.3%) 大規模 164企業(32.7%)
 規模不明 6企業(1.7%)

全文

問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
 電話 03-5320-4639