報道発表資料 [2014年12月掲載]
(←この報道発表資料のトップへ戻る)

〔参考〕

光化学スモッグについて

1 光化学スモッグとは

 自動車や工場などから排出される窒素酸化物や揮発性有機化合物(VOC)が、太陽の強い紫外線を受けると光化学反応を起こし、オゾン(O3)などの光化学オキシダント(酸化性物質)を発生させる。気象条件によっては、この光化学オキシダントがたまり白くもやがかかったような状態になることがある。この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいる。
 光化学スモッグが我が国において注目されるようになったのは、昭和45年7月18日に杉並区でクラブ活動中の女子高校生たちが健康被害を受けたときからである。

画像

2 発生しやすい条件

 光化学スモッグは4月から10月にかけての日差しが強くて気温の高い、風の弱い日に発生する。特に、太平洋高気圧に覆われる7〜8月は、気温も高く紫外線も強く安定した天気が続くため、光化学スモッグが発生しやすい気象条件になる。

3 発令基準と発令地域

 光化学スモッグが発生したとき、又は発生しそうなときは、次の発令基準と発令地域に基づき予報や注意報を発令している。

発令基準

段階 発令の基準 措置
緊急時協力工場・事業場 一般
学校情報 オキシダント濃度0.10ppm
以上で継続するとき
  • 屋外になるべく出ない
  • 屋外運動は差し控える
  • 被害にあったときは保健所に届け出る
予報 高濃度汚染が予想されるとき 燃料使用量の削減要請
注意報 オキシダント濃度0.12ppm
以上で継続するとき
通常の燃料使用量より
20%程度削減勧告
警報 オキシダント濃度0.24ppm
以上で継続するとき
通常の燃料使用量より
40%程度削減勧告
重大緊急報 オキシダント濃度0.40ppm
以上で継続するとき
通常の燃料使用量より
40%以上削減命令

発令地域

画像

4 情報提供

 テレホンサービス及びインターネット(大気汚染地図情報、緊急時発令内容、被害情報)で情報を提供している。
 テレホンサービス:03-5320-7800
 ホームページアドレス(環境局):http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/
 ホームページアドレス(緊急時発令情報:パソコン、携帯):http://www.ox.kankyo.metro.tokyo.jp/ox.php
 ホームページアドレス(緊急時発令情報(メール登録):パソコン、携帯):http://www.ox.kankyo.metro.tokyo.jp/mail.php
 ホームページアドレス(被害情報):http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/kankyo_eisei/taiki/smog/index.html

5 光化学スモッグの連絡方法

 光化学スモッグ発生時等の連絡は、区市町村を通じて知らせている。

画像

6 光化学スモッグが発生したときの注意

  • 自動車等を使用しないようにする。
  • 屋外になるべく出ないようにする。
  • 屋外運動は差し控えるようにする。
  • 光化学スモッグの健康被害を受けた場合は、最寄りの保健所に連絡する。

(注)光化学スモッグによる健康への影響
 光化学スモッグによる影響としては、目の刺激や喉の刺激があり、目がチカチカする、喉が痛いなどの症状が出る場合がある。