報道発表資料 [2014年2月掲載]

乳幼児のやけどによるヒヤリ・ハット調査を実施
―乳幼児のやけど事故防止ガイドを作成―

平成26年2月27日
生活文化局

 日常生活における「ヒヤリ・ハット」を掘り起こすために、都ではアンケート調査を実施しています。今回は、乳幼児のやけどに関するヒヤリ・ハット経験を調査し、その結果とやけど防止のポイントをまとめた「乳幼児のやけど事故防止ガイド」を作成しました。

1 調査結果

こんなところでやけど?―屋外におけるやけどの危険―

 乳幼児のやけどでは、調理器具や家電製品等による住宅内での事例の他に、屋外でも危害やヒヤリ・ハット事例が多く見られます。
 花火(435件)のように従前から注意喚起がされてきた物の他に、公園遊具・機械式駐車場等の金属部分(147件)や車・バイクのマフラー等(83件)、アスファルト(49件)等、意外な場所に危険が潜んでいます。
(報告書「乳幼児のやけどの危険」47ページ)

屋外でのやけど事例
  • 日差しで滑り台が熱くなっていて、おしりをやけどした。(1歳/女児)
  • 車の下に入ったボールを取りにもぐった際にマフラーに触れてやけどし、すぐに病院に連れて行った。(5歳/男児)
  • 8月、屋外の機械式駐車場の上(金属製)に座ってしまいやけどをした。(0歳/男児)

乳幼児のやけど事例における受診率は大人の約2.6倍!

 乳幼児のやけど事例では、20.3%の事例が病院を受診(入院も含む)するに至っており、大人のやけど事例における受診率7.8%の約2.6倍になっています。
 乳幼児は皮膚が薄いことや、体が小さく体表面積が少ないことから、やけどをした場合は重症化しやすいので特に注意が必要です。(報告書「乳幼児のやけどの危険」5ページ)

乳幼児と大人のやけど事例における受診率
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乳幼児の受診・入院に至った事例
  • 息子がちょうどつかまり立ちを覚えたころ、ガスコンロの上にあった熱湯の入った鍋を、つかんで立ってしまい、鍋がひっくり返って両腕と胸に熱湯を浴び入院した。(1歳/男児)
  • 娘がハンカチに自分でアイロンをかけているときに、アイロンの先が足に触れてやけどをしたので病院を受診した。(5歳/女児)
ヒヤリ・ハット、危害経験の有無
(報告書「乳幼児のやけどの危険」3ページ)
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ヒヤリ・ハット、危害経験をした場所
(報告書「乳幼児のやけどの危険」4ページ)
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ヒヤリ・ハット、危害経験の原因となった製品等(上位20位まで)
(報告書「乳幼児のやけどの危険」6ページ)
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2 今後の取組

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「乳幼児のやけど事故防止ガイド」を、都内の消費生活相談窓口、保育所、幼稚園、保健所等に配布し、都民への啓発に取り組むとともに、事業者団体等へ調査結果を情報提供します。

乳幼児のやけど事故防止ガイド ヒヤリ・ハットレポート8(PDF形式:2.92MB)


アンケート調査概要

乳幼児のやけどの危険

 調査対象:東京都及び近県に居住する0〜6歳(未就学児)の子供を持つ20歳以上の男女
 調査時期:平成25年8月〜9月
平成25年度ヒヤリ・ハット調査「乳幼児のやけどの危険」(インターネットアンケート)(PDF形式:1.17MB)

日常生活に潜むやけどの危険

 調査対象:東京都に居住する20歳以上の男女
 調査時期:平成24年12月
平成24年度ヒヤリ・ハット調査「日常生活に潜むやけどの危険」(インターネットアンケート)(PDF形式:639KB)

参考

  • ヒヤリ・ハットとは…ケガはしなかったが、ヒヤリとしたりハッとした事例
  • 危害とは…ケガをしたり、発火・発煙・引火など重大な事故につながるおそれのある事例

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※詳しい内容は、こちらをご覧ください。


問い合わせ先
生活文化局消費生活部生活安全課
 電話 03-5388-3055