報道発表資料 [2013年1月掲載]
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庁舎管理・利用案内

(都庁舎のユニバーサルデザインについて)

 本日、昼前に運転免許の更新に都庁第2本庁舎に1歳7か月の娘を連れて行きました。その際に気づいた点がありましたのでメールさせていただきます。

1. 2階吹き抜け部分の手すりについて
 第2本庁舎2階フロアには所々1階部分を見下ろせるように柵で囲まれて吹き抜けになった部分があります。その柵はガラス製なのですが、1メートルちょっとおきにガラスが切れており、その隙間が約1センチメートル程度あります。その隙間であれば物は落ちないでしょうし、大人の指は入らないですが、小さな子供の指は簡単に入ってしまいます。
 子供は下が見えるので、ガラスに手を付けながら柵の周囲を歩いたりする風景が多々見られ、時々不意にガラスの切れ目の隙間に指が入ってしまい痛い思いをしていました。これは非常に危険だと思います。
 構造上一枚ガラスで作るわけにはいきませんが、その隙間をゴムのようなもので埋めた方が、見た目は多少悪くなるでしょうが安全だと思います。

2. フロアにおかれた消火器について
 各フロアには所々壁に接して消火器が置いてあります。その消火器は「コ」の字の金属製のケースというか台の上に載っているのですが、このコの字型の上の部分は床からちょうど1メートルほどで、1、2歳児の頭部の高さとほぼ同じです。
 なのにもかかわらずケースは金属製で角がとがっており、壁伝いに歩いていた娘が目の横をぶつけてしまいました。怪我はありませんでしたが、非常に危険です。
 角にゴムの保護材を付けるか、ケースの角の形状そのものを丸くした方が良いと思います。消火器自体は円柱形なんですから、ケースも丸い形状にすれば床側の台座部分の角も転んでぶつかって怪我をする危険はなくなると思います。

 子供は大人が想像もしないような隙間に指や体を入れてしまったり、思いもしないところで転んでしまいます。都庁舎は大人だけでなく多くの子供も訪れる公共の場所ですから、当然子供の安全のためにも気を配る必要性はむしろ高いと思います。子供にとって安全な構造であれば、当然大人にも高齢者にも障がい者にとっても安全であると思いませんか?ユニバーサルデザインの本質とはそういうものだと思います。
 今回気づいたのは2点ですが、子供の目線で施設を見てみると危険な個所はたくさんあると思います。長い時間と莫大な費用をかけて都庁舎の設備更新がされるようですが、そのような些細な所に危険が潜んでいるという目線で見てほしいと思います。

対応

 ご意見をいただいた方には、12月18日、下記概要のとおりメールにて回答しました。

(概要)
 日頃より東京都庁舎の管理運営等に対するご理解・ご協力、誠にありがとうございます。
 この度は、東京都庁舎にご来庁頂きました際、お嬢様が消火器ケースの角に接触されたとのお話を伺いました。大事にはいたらなかったとのことですが、ご家族の方には、ご心配をお掛けしまして、申し訳ございませんでした。
 ご指摘いただきました点につきましては、対応策を検討してまいりますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
 今回のご意見を受け、より一層、幅広い利用者の視点に立った東京都庁舎の管理運営等に、努めてまいります。
 貴重なご意見をありがとうございました。

取組

 東京都庁舎内の現状を確認の上、ガラス製の柵の隙間と消火器ケースの角には、粘着テープにより応急の再発防止策を講じました。また改善策として、今後、次のような取組を実施していくこととしました。

  • ガラス製の柵の隙間については、地震時等にガラスに強い力が加わった場合の破損防止のために隙間を空けていたものですが、構造上の問題点等を踏まえて検討を行い、対応策を実施します。
  • 消火器ケースについては、ケースの角にゴム製安全保護材を設置しました。

(財務局)