「カイロポケット付きインナーウェアの安全性に関する調査」
肌着のポケットにカイロを入れるなら油断は禁物!
〜長時間の装着・締めつけなどで、やけどする場合も〜
平成24年1月19日
生活文化局
昨今、カイロポケット付きインナーウェアがインターネット通販を中心に多く見られます。
インナーウェアにカイロを装着していると、熱いと感じても取り出せなかったり、長く締め付けられ、低温やけどにつながることが考えられます。消費生活相談にも「腹巻のポケットに使いすてカイロを入れて使用していたら、低温やけどを負った」という相談が寄せられています。
都では、そのような状態でカイロが使用されるポケット付きインナーウェアについて試買調査を行い、消費者への注意喚起及び関連する業界への要望を行いました。
1 主な調査結果
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| 温度試験 |
- 人体モデルにカイロポケット付きインナーウェア27点(婦人用ショーツ、腹巻等)を着用させ、モデルとウェアの間の温度測定を行った結果、すべての商品において測定時間の1時間30分の間にカイロ中央部の温度が50度を超えた。
- 調査した27点のうち、やけどに関する注意の表示があったのは2点だけだった。
※調査結果の詳細はホームページに掲載しています。
2 消費者への注意喚起
肌着など、カイロポケットの付いたインナーウェアに使いすてカイロを装着して着用する際は、以下のことに注意して下さい!
- 使いすてカイロの注意書きをよく読む。
- カイロが当たる部分を締め付けないようにする。
- 長時間、ポケットにカイロを入れたままにしない。
- 「熱い」と感じたときには、すみやかに使用を中止する。
- 背中や腰骨の部位等、皮下脂肪の少ない部分に使用する場合は特に上記のことに注意。
腹部は皮下脂肪が豊富で弾力のある部位ですが、高齢になると皮膚も薄くなり弾力も失ってきます。また、背中や腰骨の辺りは皮下脂肪が少なく血管が骨との圧迫を受けやすい部位です。
血流が悪くなると熱が逃がされにくくなるため、着用者が熱いと感じないまま皮膚の奥に熱が届くような重症の低温やけどを受傷する危険性があると考えられます。
3 関連業界への要望
関連する業界団体に対し、カイロを装着することを想定したインナーウェアを製造・販売する際には、使いすてカイロの特性等に留意し、肌着にカイロを装着することによるやけどの危険性を十分検討した上で行うこと。また、消費者にわかりやすい形で注意の表示を行うこと等を要望しました。
※別添 平成23年度調査報告書 カイロポケット付きインナーウェアの安全性に関する調査(PDF形式:737KB)
| 問い合わせ先 生活文化局消費生活部生活安全課 電話 03−5388−3055 |
