報道発表資料 [2009年7月掲載]
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都民の化学物質ばく露状況
通常の生活では問題ないレベル
−平成21年度 化学物質保健対策分科会評価結果−

平成21年7月28日
福祉保健局

 都は、環境中の有害化学物質から都民の健康を守るため、化学物質ばく露量等について調査を行っています。
 本日、平成20年度の調査結果について、化学物質保健対策分科会による評価が行われましたので、評価結果をお知らせします。

1 通常の食事からのダイオキシン類摂取量(推計)は、耐容一日摂取量の半分以下であった。

  • 通常の食事から取り込まれるダイオキシン類一日摂取量は、1.32pg-TEQ/kg・bw/day(※1)となり、耐容一日摂取量(※2)の半分以下であった。
  • PCB、重金属(水銀、メチル水銀、カドミウム及び鉛)及び食品添加物(着色料6種類)の一日摂取量は、各物質とも耐容一日摂取量等を下回った。
  • 今回の調査結果より、通常の食事からの化学物質摂取量は、健康上問題のないものと考えられる。

【詳細は資料1(PDF形式:29KB)参照】

2 一般的な生活環境における大気、水、土壌からのダイオキシン類ばく露量(推計)を通常の食事に加えても、耐容一日摂取量の半分以下であった。

  • 一般的な生活環境における大気、水、土壌から人体にばく露される量(推計)は、0.02pg-TEQ/kg・bw/day(※1)となった。上記1の食事からの摂取量を加えても1.34pg-TEQ/kg・bw/day(※1)となり、耐容一日摂取量(※2)の半分以下であった。

【詳細は資料2(PDF形式:157KB)参照】

3 東京湾産魚介類からのダイオキシン類摂取量も耐容一日摂取量を下回った。

  • 東京湾産の魚類や貝類のダイオキシン類平均濃度を基にした試算では、これらを生食した時に、通常の食事から取り込まれるダイオキシン類一日摂取量は、1.75pg-TEQ/kg・bw/day(※1)となり、耐容一日摂取量(※2)を下回った。
  • 前年度調査に続き、PCBなどの化学物質が微量に検出された。

【詳細は資料3(PDF形式:99KB)参照】

4 流通魚介類からも、PCB、有機スズ化合物、有機塩素系農薬を微量検出

  • PCB、TBT、TPTについては、いずれも半数以上の検体から検出された。PCBの平均検出率は前年度と同様であった。TBT、TPTについてはほぼ平年並みであった。有機塩素系農薬については、クロルデン類を微量検出した。

【詳細は資料4(PDF形式:24KB)参照】

※1 pg-TEQ
pg(ピコグラム):一兆分の1グラム(1グラム=10の12乗pg)。
TEQ(毒性等量):毒性等価係数(最も毒性の強い2,3,7,8−TCDDの毒性を1として、他のダイオキシン類の仲間のそれぞれの毒性の強さを換算した係数)を用いて、ダイオキシン類の毒性を総計した値を示す単位。

※2 耐容一日摂取量
ダイオキシン類など、意図的に使用されていないにもかかわらず、食品に存在したり、食品を汚染したりする物質に設定される。人がある物質の一定量を一生涯にわたり摂取しつづけても、健康への悪影響がないとされる一日当たりの摂取量。
ダイオキシン類については、「ダイオキシン類対策特別措置法」で定められた4pg-TEQ/kg・bw/day。
問い合わせ先
(1及び2について)
福祉保健局健康安全部環境保健課
 電話 03−5320−4493
(3及び4について)
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03−5320−4456