報道発表資料 [2009年3月掲載]
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東京都中小企業の景況−平成21年3月調査−

平成21年3月25日
産業労働局

 都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

2月の景況

業況:11年ぶりに最悪値を更新
見通し:厳しいながら、製造・卸で戻す動きも

◎2月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合−「悪い」とした企業割合)は、前月▲62と1ポイント増で一服したものの、当月は▲67と再び悪化し、比較できる平成8年5月以降で最悪だった平成10年3月の▲66を▲1ポイント更新した。一方、今後3ヶ月間(21年3〜5月)の業況見通しDI(業況は当月(2月)に比べて「良い」とした企業割合−「悪い」とした企業割合)は、▲50(前月▲53)と依然として厳しい水準ながら、製造業、卸売業で戻した。

○業種別の業況DIをみると、製造業(▲66→▲72)、卸売業(▲66→▲73)、小売業(▲66→▲68)、サービス業(▲49→▲56)と、4業種すべてで悪化した。業種区分別でみると、製造業は「材料・部品」(▲74→▲80)、「住宅・建物」(▲63→▲72)などが厳しさを増し、比較的安定していた「一般・精密機械等」(▲65→▲77)も大きく落ち込んだ。卸売業は「衣料・身の回り品」(▲87→▲80)がやや戻したものの、「化学・金属材料」(▲81→▲86)、「建築・住宅関連」(▲79→▲83)などが悪化。小売業は不振が続く「衣料・身の回り品」(▲77→▲85)が一段と悪化。サービス業は「企業関連」(▲47→▲57)の落ち込みが目を引く。

○前年同月比売上高DI(▲69→▲73)は、平成8年5月以降で最低だった前月をさらに下回り、5ヶ月連続の「減少」となった。業種別にみると、製造業(▲74→▲77)、卸売業(▲73→▲76)、小売業(▲69→▲73)、サービス業(▲58→▲64)と、4業種すべてが「減少」を強めた。

○前月比仕入単価DI(▲2→▲9)が低下傾向を強める半面、前月比販売価格DI(▲19→▲21)も、サービス業(▲22→▲17)を除き、製造業(▲18→▲20)、卸売業(▲17→▲23)、小売業(▲20→▲24)はさらに低下した。一方、製品商品在庫DI(+18→+15)は、全般的には落ち着く兆しもみられるが、「衣料・身の回り品」では、卸売業+24→+33、小売業+22→+23とさらに増加し、「過大」が際立っている。

○業種別の業況見通しDIは、小売業▲49→▲52、サービス業▲46→▲48と、わずかに厳しさを強めるなか、製造業▲59→▲53、卸売業▲57→▲47が戻した。業種区分別では、製造業の「電気機器」(▲70→▲51)、「材料・部品」(▲65→▲47)、卸売業の「建築・住宅関連」(▲77→▲51)、「機械器具」(▲54→▲33)がそれぞれ20ポイント前後と大きく戻した。

《調査の概要》

1 調査目的

 毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者ならびに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。

2 調査方法

 郵送による配布、郵送による回収(毎月)

3 調査機関

 産業労働局 商工部 調整課

4 回収期間

 平成21年2月25日〜平成21年3月2日

5 調査規模

 対象企業 3,875企業

(内訳)
 製造業 1,125企業 卸売業 875企業
 小売業 875企業 サービス業 1,000企業

6 回答状況

 回答企業(回答率) 1,307(33.7%)

(業種別)
 製造業 404企業(35.9%) 卸売業 317企業(36.2%)
 小売業 279企業(31.9%) サービス業 307企業(30.7%)
(規模別)
 小規模 408企業(39.0%) 中小規模 292企業(44.0%)
 中規模 318企業(42.2%) 大規模 227企業(41.2%)
 規模不明 62企業(7.2%)

全文(産業労働局ホームページ)

問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
 電話 03−5320−4635