報道発表資料 [2009年3月掲載]
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平成20年度東京都児童・生徒の体力テスト調査の結果について

平成21年3月5日
教育庁

 東京都教育委員会は、児童・生徒の体力の状況を明らかにし、学校体育と指導行政上の基礎資料とするために、昭和41年以来、体力・運動能力調査を実施してきました。
 このたび、「平成20年度東京都児童・生徒の体力テスト調査」結果を、下記のとおり、まとめましたので、お知らせします。

1 調査対象

 都内公立学校から抽出し、調査した。

校種 学校数 人数
小学校 51校 19,799人
中学校 50校 17,529人
高等学校 24校 14,302人
125校 51,630人

2 調査項目

  体格 体力・運動能力
小学校
(6歳〜11歳)
身長、体重、座高 握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20メートルシャトルラン、50メートル走、立ち幅とび、ソフトボール投げ
中学校・高等学校
(12歳〜17歳)
身長、体重、座高 握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走と20メートルシャトルランのいずれかを選択、立ち幅とび、50メートル走、ハンドボール投げ

3 調査結果の比較・分析

 今年度の調査結果(平均値)を基に、以下の比較を行った。

(1) 平成19年度の全国平均値との比較
(2) 平成10年度(10年前)の都平均値との比較
(3) 昭和53年度、54年度(30年前)の都平均値との比較

4 調査結果の比較・分析の概要

(1) 平成19年度の全国平均値との比較

体格
  • 小学校は、同程度である。
  • 中学校は、女子の体重・座高が上回っている以外は同程度である。
  • 高等学校は、男子の身長・体重・座高及び女子の座高が上回っている以外は、同程度である。
体力

<小学校>

  • 長座体前屈が、男子11歳及び女子9歳から11歳までが上回り、男子6歳が下回っている以外は、同程度である。
  • 50メートル走が、男子の7歳、9歳、女子の7歳、9歳、10歳が上回り、男子10歳及び女子6歳が下回っている以外は、同程度である。
  • 男子の握力、男女の反復横とび・20メートルシャトルラン・立ち幅とび・ソフトボール投げは、下回っている。

<中学校>

  • 全般的に下回っている。

<高等学校>

  • 男女の握力、男子の立ち幅とび、女子の持久走及び50メートル走が、同程度である以外は、下回っている。

(2) 平成10年度(10年前)の都平均との比較

体格
  • 小学校は、女子の体重及び男女の座高が、下回っている以外は、同程度である。
  • 中学校は、男女の体重が下回っている以外は、同程度である。
  • 高等学校は、男子の体重が上回り、女子の座高が下回っている以外は、同程度である。
体力

<小学校>

  • 男子11歳を除く男女の反復横とびが上回り、女子の50メートル走と立ち幅とびが下回っている以外は、同程度である。

<中学校>

  • 男子の反復横とび、持久走、50メートル走、女子の反復横とび、ハンドボール投げが上回り、女子の持久走が下回っている以外は同程度である。

<高等学校>

  • 男女の握力、反復横とび、持久走、男子のハンドボール投げが、上回っている以外は、同程度である。

(3) 昭和53年度、54年度(30年前)の都平均値と比較

体格
  • 全般的に上回っている。
体力
  • 全年齢で男女の反復横とびが上回り、小・中学校男子の50メートル走が同程度である以外は、下回っている。

5 調査結果の全体的特徴

○体格は、全般的に全国平均値と同程度であるが、体力は、中学校以降を中心に、全般的に全国平均値を下回っている。
○過去との比較では、親の世代より体格は上回っているが、体力は下回る傾向がある。しかし、過去10年間は、体格も体力も顕著な変化は見られない。

6 今後の体力向上について

(1) 目標

 「児童・生徒の体力・運動能力を全国平均程度に向上する」ことを、3年後(中期的)の到達目標としている(「10年後の東京」への実行プログラム2009)。

(2) 具体的な取組

  • 実効性のある体力向上推進施策策定に向けた調査研究の実施及び専門家会議等の設置
  • 区市町村教育委員会との連携による体力向上やスポーツの普及を目指した「スポーツ教育推進校」の拡充
  • 体力向上を目指した区市町村対抗による中学生「東京駅伝」大会の開催
  • 部活動推進指定校の指定、部活動予算の重点配付、外部指導員の導入等による部活動の一層の振興
  • 平成25年東京国体や2016年オリンピック・パラリンピック招致に向けた運動部活動による競技力の向上

※別紙 平成20年度東京都児童・生徒の体力テスト調査報告書

  • 概要版(PDF形式:276KB)
  • 本文(PDF形式:875KB)

問い合わせ先
教育庁指導部指導企画課
 電話 03−5320−6887