報道発表資料 [2008年9月掲載]
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平成19年度東京都内における航空機騒音の調査結果について

平成20年9月29日
環境局

 平成19年度の東京国際空港、横田飛行場の周辺地域及び厚木飛行場(神奈川県)に近接する町田市の一部地域における航空機騒音の調査結果がまとまりましたのでお知らせします。
 今回の調査結果においても、横田飛行場及び厚木飛行場については、環境基準に適合していない地点があるので、都は、国や米軍に対して、航空機騒音防止対策の推進を図るよう引き続き要請を行ってまいります。

調査結果の概要

飛行場 調査の種類 環境基準指定地域内の測定地点数 環境基準適合地点数 備考
東京国際空港
(羽田空港)
固定 ・固定調査、分布調査とも、すべての測定地点で環境基準に適合しました。
分布
横田飛行場 固定 ・固定調査は、滑走路延長線上に位置する昭島市、瑞穂町の2地点で、環境基準に適合しませんでした。
・分布調査は、12地点のうち2地点で環境基準に適合しませんでした。
分布 12 10
厚木飛行場 固定 ・固定調査は、環境基準に適合しました。
・分布調査は、6地点のうち4地点で環境基準に適合しませんでした。
分布

(注)
 固定調査:同一地点で、通年連続して測定を実施する調査
 分布調査:騒音の影響範囲の広がりを把握するための調査

※別紙 調査結果

問い合わせ先
環境局環境改善部大気保全課
 電話 03−5388−3498

〔資料〕

1 用語の説明

(1) 航空機騒音に係る環境基準(昭和48年12月27日環境庁告示第154号)

 地域の類型ごとに次表のように定められています。

地域の類型 基準値(単位WECPNL)
1(住居系地域) 70以下
2(その他の地域) 75以下

 ※類型の正しい表記はローマ数字です。

(2) WECPNL

 音の大きさを表す単位として以前は“ホン”が使われていましたが、現在は“デシベル(dB)”に統一されています。しかし、航空機騒音の単位としては“WECPNL”が使われます。これは加重等価平均感覚騒音レベル(Weighted Equivalent Continuous Perceived Noise Level)の略で、ある場所における1日当たりの航空機騒音の「うるささ」を評価する尺度として「うるささ指数」とも言われています。航空機の音は、だんだん大きくなって、最高音となり、やがて小さくなって聞こえなくなります。その音が、大きくてもすぐ聞こえなくなれば、影響は小さいし、それ程大きくなくても長く続けば影響は大きいと考えられます。また、まわりがうるさい昼間の航空機の音は影響が少なく、寝静まった夜中の音は影響が大きいと考えられ、機数を19時〜22時では昼の3倍、22時〜翌朝7時では昼の10倍に補正しています。これらを、考慮した下記の計算式で、WECPNLは示されます。

 WECPNL=dB(A)+10log10N−27
 ここで、dB(A):1日のすべてのピークレベルをパワー平均したもの
 N=N2+3N3+10(N1+N4)
 N1:午前0時から午前7時までの間の航空機の機数
 N2:午前7時から午後7時までの間の航空機の機数
 N3:午後7時から午後10時までの間の航空機の機数
 N4:午後10時から午後12時までの間の航空機の機数

2 調査の方法

(1) 固定調査

 同一地点で、通年連続して測定を実施する調査

(2) 分布調査

 騒音の影響範囲の広がりを把握するため、

  1. 飛行コース延長直下のような基軸となる地点
  2. 地域を代表する地点
  3. 騒音の影響限界地点

 等において、1週間から12週間行う調査