報道発表資料 [2008年6月掲載]
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化学物質低減化対策に関する調査結果について
室内の化学物質低減化に向けた取り組み状況

平成20年6月27日
福祉保健局

 東京都では、「化学物質の子どもガイドライン(室内空気編)」を平成15年6月に策定し、室内の化学物質低減化を推進しています。
 今回、学校や保育園等の施設内に持ち込まれる備品や教材並びに建築材料等について、製造・販売業の業界団体及び事業者に対し、化学物質低減化への取り組みについてのアンケート調査を行いました。
 この度、その調査結果を取りまとめましたので、お知らせします。

調査概要

 調査時期:平成19年11〜12月
 調査対象:家具及び建築材料(塗料、接着剤及び壁紙)等の製造・販売業の業界団体及び事業者
 実施規模:983事業者等(回答数347事業者等)

調査結果のポイント

1 化学物質低減化対策の取り組み

 化学物質低減化対策を行っている事業者は、9割を超え、8割以上の事業者が化学物質に配慮した製品等の製造・販売を行っていた。

〔具体的な取り組み状況〕

  • 合板、接着剤、塗料にはJIS、JAS認定の材料を使用する。
  • ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等を含まないものを使用する。
  • 業界団体認定基準の材料を使用する。

2 商品購入時の消費者への情報提供

 家具製造・販売業で約5割、塗料業、接着剤業、壁紙業では8割以上の事業者が商品購入時に消費者へ情報提供していた。

〔情報提供の方法〕

  • ホームページ等
  • JIS規格、JAS規格、業界団体基準などのシールを製品に貼付
  • 取扱説明書にマークを印刷

化学物質に配慮した製品についているマークの例
イメージ 有限責任中間法人 日本壁装協会
壁紙製品に使用される化学物質を規制した自主規格の「ISM規格マーク」
http://www.wacoa.jp/ism/ism_history.html
イメージ 壁紙製品規格協議会
壁紙製品に使用される化学物質を規制した自主規格の「SV規格マーク」
http://www.svkikaku.gr.jp/first.html
イメージ 日本接着剤工業会規格
日本接着剤工業会規格(JAI規格)の「JAIマーク」
http://www.jaia.gr.jp//06jai_kikaku.html
イメージ 社団法人 全国家具工業連合会
家具に使用する材料についてホルムアルデヒドの発散を規制した製品の「室内環境配慮マーク」
http://www.zkr.or.jp/mark.html
イメージ 社団法人 日本教材備品協会
「日本学校教材備品協会 安全基準適合認定マーク」
学校教材教具の化学物質に対する安全可否の自主基準認定マーク
http://www.jema.or.jp/info_school/outline2.html
イメージ 社団法人 日本塗料工業会
社団法人 日本塗料工業会のホルムアルデヒド放散量による
「ホルムアルデヒド規制商品自主管理品登録」の表示
http://www.toryo.or.jp/jp/anzen/formaldehyde/files/info04.pdf

3 消費者からの化学物質対策に関する問い合わせ

 家具製造・販売業で約7割、塗料業、接着剤業、壁紙業では9割が対応可能としていた。

〔具体的な例〕

  • お客様相談室の設置や製品安全データシート(MSDS)(※)の利用
  • 材料等の各メーカーの試験成績証明書の取寄せ等

(※) 製品安全データシート(MSDS)
 法律で指定された化学物質を含む製品について、その成分や含有量、人体への影響などの事項を記載した書類。使う側に安全性に関する情報を提供する目的で制度化されています。

今後の取り組み

 東京都では、アンケート調査結果を踏まえ、各業界団体や事業者に対し、より一層の化学物質低減化への取り組みを推進するよう働きかけていくとともに、都民に対し、室内の化学物質低減化の普及を図っていきます。

 ※なお、詳細については、別紙「「化学物質低減化対策に関する調査結果」について」を参照願います。

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部環境保健課
 電話 03−5320−4493