報道発表資料 [2007年6月掲載]

東京の島の海水浴場、水質判定はすべて「適」
〜平成19年度 島しょ地区海水浴場の水質調査結果〜

平成19年6月25日
福祉保健局

 島しょ地区の海水浴場42か所の水質について調査したところ、判定は、すべての海水浴場で「適」でした。内訳は、水質AA(水質が特に良好な水浴場)が35か所、水質A(水質が良好な水浴場)が7か所でした。
 また、腸管出血性大腸菌(O157)について、すべての調査地点で検出しませんでした。

《調査箇所及び調査結果》

  採水月日 調査箇所数 ふん便性大腸菌群数
個/100ミリリットル
COD(化学的酸素要求量)
ミリグラム/リットル
透明度
メートル
油膜の有無 判定 腸管出血性大腸菌
(O157)
大島 5月21日 不検出 1.5以下 1以上 なし 水質AA7か所 不検出
新島 5月22日 不検出2か所
検出1か所(2個)
1.6以下 1以上 なし 水質AA2か所
水質A1か所
不検出
式根島 5月21日 不検出3か所
検出1か所(3個)
1.5以下 1以上 なし 水質AA3か所
水質A1か所
不検出
神津島 5月21日 不検出 1.1以下 1以上 なし 水質AA6か所 不検出
三宅島 5月8日 不検出6か所
検出1か所(3個)
1.9以下 1以上 なし 水質AA6か所
水質A1か所
不検出
八丈島 5月15日 不検出 1.5以下 1以上 なし 水質AA7か所 不検出
小笠原父島 4月23日 不検出4か所
検出1か所(5個)
2.0以下 1以上 なし 水質AA4か所
水質A1か所
不検出
小笠原母島 4月23日 検出3か所
(7個・3個・2個)
2.0以下 1以上 なし 水質A3か所 不検出

《採水方法》

 水深1〜1.5メートルの地点で、水面下0.5メートル程度の海水を採水

問い合わせ先
福祉保健局健康安全室環境衛生課
 電話 03−5320−4391

〔参考〕

環境省の水浴場水質判定基準

項目

区分

ふん便性大腸菌群数 油膜の有無 COD 透明度
水質
AA
不検出
(検出限界2個/100ミリリットル)
油膜が認められない 2ミリグラム/リットル以下
(湖沼は3ミリグラム/リットル以下)
全透
(1メートル以上)
水質
100個/100ミリリットル以下 油膜が認められない 2ミリグラム/リットル以下(湖沼は3ミリグラム/リットル以下) 全透
(1メートル以上)
水質
400個/100ミリリットル以下 常時は油膜が認められない 5ミリグラム/リットル以下 1メートル未満〜50センチメートル以上
水質
1000個/100ミリリットル以下 常時は油膜が認められない 8ミリグラム/リットル以下 1メートル未満〜50センチメートル以上
不適 1000個/100ミリリットルを超えるもの 常時油膜が認められる 8ミリグラム/リットル超 50センチメートル未満(※)
(注)「不検出」とは、平均値が検出限界未満のことをいう。
 透明度(の部分)に関しては、砂の巻き上げによる原因は評価の対象外とすることができる。

<用語説明>

【COD(化学的酸素要求量)】
 水中の有機物を、酸化剤で酸化するときに消費される酸素量で表したもので、水の汚れを調べる指標

【ふん便性大腸菌群数】
 大腸菌群として検出される菌群の中で、特にふん便による汚染を示す指標

腸管出血性大腸菌(O157)】
 病原大腸菌の中で、毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こす腸管出血性大腸菌の一種