「都職員の給与の状況」(第26回)の概要について
平成18年10月27日
総務局
1 公表の時期及び方法
平成18年11月1日付の東京都の広報紙「広報東京都」及び東京都のホームページ「WEB東京都」にて公表します。なお、年度末(予定)には、総務省指定の公表様式により、都のホームページ上にて、より詳細な内容を公表します。
2 公表の経緯
給与の公表は、昭和56年10月以降、総務事務次官通知に基づき行っており、今年で26回目になります。都においては、これまで「広報東京都」の紙上にて公表してまいりましたが、平成17年8月に総務事務次官通知の全部改正があり、原則として総務省指定の公表様式により、各団体のホームページ上にて公表することとなりました。
平成18年3月には、総務省の「地方公共団体給与情報等公表システム」が稼動し、東京都を含む全国の地方公共団体が総務省のホームページにリンクを貼ることにより、団体間の比較分析が可能となりました。
3 公表の内容
主な内容は次のとおりです。
1)給与水準(本文)
都の職員の給与水準をラスパイレス指数でみると、国の職員の給与水準を100とした場合に103.0(17年4月1日)となりました(都道府県及び政令指定都市を含めて1位)。
2)職員定数適正化の取り組み状況(本文)(表9)
15年10月発表の第二次財政再建推進プランの中で、16〜18年度の3カ年で4,000人程度の定数を削減することとしました。18年度には、1,984人の削減を行い、平成16年度からの3年間では、5,651人を削減し、定数削減目標を41%超過して達成しました。
また、本年7月発表の行財政改革実行プログラムの中で、都の内部努力として19年度〜21年度の3カ年でさらに4,000人程度の定数削減を行うこととしました。
| 計画期間 | 数値目標 | |
|---|---|---|
| 始期 | 終期 | |
| 平成19年度 | 平成21年度 | △4,000人 |
※(本文)都職員の給与の状況
3)人件費の状況(表1)
人件費の歳出に占める割合は、17年度普通会計決算で26.0%であり、前年度と比べ1.1ポイント減、公表を始めた昭和56年度に比べ13.8ポイント減となっています。
| 区分 | 歳出額(A) | 人件費(B) | 人件費比率(B)/(A) |
|---|---|---|---|
| 平成17年度 | 62,202億円 | 16,184億円 | 26.0% |
| 平成16年度 | 61,615億円 | 16,676億円 | 27.1% |
(注)都の会計は、一般会計、特別会計、公営企業会計に分かれています。普通会計とは、一般会計と大部分の特別会計を加えて、会計間の重複などを控除して得られる統計上の会計です。
4)職員給与費の状況(図3)
職員給与費は、18年度一般会計予算で1兆2,301億円であり、前年度に比べ99億円(0.8%)の減、1人当たり給与費では840万8千円で1万5千円(0.2%)の減となっています。
(図3)職員給与費の状況(18年度一般会計予算)

(注)
1)給与費は、人件費から退職手当、議員報酬、社会保険料の事業主負担分である共済費などを除いたものです。なお、この図には公営企業会計及び特別会計の職員給与費は含まれていません。
2)職員手当のうち主なものは、扶養手当183億円、地域手当836億円、通勤手当228億円、超過勤務手当508億円などです。
3)給与費の数値は、各項目ごとに四捨五入しているため、合計額とは一致しません。
5)職員の初任給(給料)の状況(表2)
大卒の一般行政職の初任給は179,200円で、前年度に比べ600円の減となっています。
| 区分 | 都 | 国 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 初任給 | 採用後2年 | 初任給 | 採用後2年 | ||
| 一般 行政職 |
I類(大学卒) | 179,200円 | 203,200円 | I種 179,200円 II種 170,200円 |
196,200円 182,200円 |
| III類(高校卒) | 144,000円 | 153,000円 | 138,400円 | 146,700円 | |
| 警察職 | I類(大学卒) | 211,900円 | 229,400円 | I種 200,800円 II種 197,700円 |
219,400円 211,900円 |
| III類(高校卒) | 178,400円 | 194,500円 | 156,200円 | 171,500円 | |
| 小中学校教育職 | 大学卒 | 197,400円 | 211,800円 | ||
| 短大卒 | 179,700円 | 197,400円 | |||
| 高等学校教育職 | 大学卒 | 197,400円 | 211,800円 | ||
| 短大卒 | 179,700円 | 197,400円 | |||
(注)この初任給のほか、扶養手当、地域手当、住居手当、通勤手当などが支給されます。
6)退職手当の状況(表3)
退職手当の平均支給額は、普通退職で230万円(平均勤続年数6年6月)、定年等退職で2,625万円(同35年6月)であり、前年に比べ普通退職で33万円(12.5%)の減、定年等退職で138万円(5.0%)の減となっています。
| 区分 | 都 | 国 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 普通退職 | 定年等退職 | 普通退職 |
定年等退職 | ||
| 支給率 | 勤続20年 勤続25年 勤続35年 最高限度 |
月分 24.25 32.5 49.75 50.0 |
月分 35.0 45.5 59.2 59.2 |
月分 23.5 33.5 47.5 59.28 |
月分 30.55 41.34 59.28 59.28 |
| 加算措置 | 定年前早期退職特例措置 (2%〜20%加算) |
定年前早期退職特例措置 (2%〜20%加算) |
|||
(注)
1)普通退職とは自己都合などによる退職をいい、定年等退職とは定年(原則60歳)、勧奨などによる退職をいいます。
2)17年度に退職した職員1人当たりの平均支給額は、普通退職で230万円(平均勤続年数6年6月)、定年等退職で2,625万円(平均勤続年数35年6月)となっています。
7)職員の平均給料月額、平均給与月額、平均年齢の状況(表4)
平成18年4月1日現在の一般行政職の平均給料月額は、361,557円(平均年齢43歳6月)で、前年の361,472円(平均年齢43歳4月)に比べ0.02%の増となりました。
技能労務職の平均給料月額は、333,526円(平均年齢47歳0月)で、前年の334,443円(平均年齢46歳10月)に比べ0.3%の減となりました。
| 区分 | 一般行政職 | 警察職 | 小中学校教育職 | 高等学校教育職 | 技能労務職 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 平均給料 月額 |
平均給与 月額 |
平均 年齢 |
平均給料 月額 |
平均給与 月額 |
平均 年齢 |
平均給料 月額 |
平均給与 月額 |
平均 年齢 |
平均給料 月額 |
平均給与 月額 |
平均 年齢 |
平均給料 月額 |
平均給与 月額 |
平均 年齢 |
|
| 都 | 361,557円 | 476,200円 | 43.6歳月 | 357,034円 | 569,700円 | 41.6歳月 | 394,331円 | 488,590円 | 43.10歳月 | 414,983円 | 517,362円 | 44.3歳月 | 333,526円 | 429,722円 | 47.0歳月 |
(注)
1)「平均給与月額」とは、給料に諸手当を加えたものの平均月額です。
2)期末・勤勉手当(いわゆるボーナス)は含まれていません。
8)職員の経験年数別、学歴別平均給料月額の状況(図4)
平成18年4月1日現在の経験年数別の平均給料月額は、前年に比べ、大卒の経験年数10年で300,540円(前年度比4,283円(1.4%)の増)、15年で355,311円(同3,919円(1.1%)の増)、20年で407,560円(同514円(0.12%)の増)となっています。
(図4)職員の経験年数別、学歴別平均給料月額の状況(一般行政職)(18年4月1日)

9)昇給期間短縮の状況(表6)
昇給期間の短縮を受けた職員の割合は、前年度と比べ1.2ポイント減少して、19.6%となりました。
| 区分 | 16年度 | 17年度 |
|---|---|---|
| 職員数(A) | 21,411人 | 21,127人 |
| 普通昇給期間を短縮して昇給した職員数(B) | 4,460人 | 4,149人 |
| 比率(B)/(A) | 20.8% | 19.6% |
(注)昇給期間短縮とは、普通昇給期間(通常12月)を短縮して昇給させる措置のことをいい、特別昇給(特に勤務成績が良好な場合等)による短縮、昇任時の特別昇給(昇格改善)による短縮、初任給調整による短縮等が含まれます。
10)職員数の状況(表8)
18年度の職員数は172,758人で、17年度に比べ691人(0.4%)の減となりました。
| 部門 | 区分 | 職員数 | 対前年増減数 | 主な増減理由 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 平成17年 | 平成18年 | ||||
| 一般行政部門 | 議会 | 128人 | 127人 | △1人 | 東京オリンピック招致体制の整備、障害者自立支援法施行に向けた体制整備、児童相談体制の強化 産業技術研究所の独立行政法人への移行、動物園への指定管理者制度導入、生活実習所・福祉作業所の民間委譲、執行体制の見直し等 |
| 総務 | 2,927人 | 2,959人 | 32人 | ||
| 税務 | 3,572人 | 3,560人 | △12人 | ||
| 労働 | 765人 | 774人 | 9人 | ||
| 農林水産 | 661人 | 670人 | 9人 | ||
| 商工 | 767人 | 564人 | △203人 | ||
| 土木 | 5,198人 | 5,113人 | △85人 | ||
| 民生 | 3,943人 | 3,808人 | △135人 | ||
| 衛生 | 4,476人 | 4,728人 | 252人 | ||
| 小計 | 22,437人 | 22,303人 | △134人 | ||
| 特別行政部門 | 教育 | 63,484人 | 63,414人 | △70人 | 学校経営支援センターの設置、児童・生徒数の増減等、警察官の増、執行体制の見直し等 |
| 警察 | 46,102人 | 46,389人 | 287人 | ||
| 消防 | 18,425人 | 18,491人 | 66人 | ||
| 小計 | 128,011人 | 128,294人 | 283人 | ||
| 公営企業等会計部門 | 病院 | 7,116人 | 6,621人 | △495人 | 荏原病院の保健医療公社への移管、地下鉄駅業務の委託化、執行体制の見直し等 |
| 交通 | 6,734人 | 6,566人 | △168人 | ||
| 水道 | 4,565人 | 4,462人 | △103人 | ||
| 下水 | 3,362人 | 3,313人 | △49人 | ||
| その他 | 1,224人 | 1,199人 | △25人 | ||
| 小計 | 23,001人 | 22,161人 | △840人 | ||
| 合計 | 173,449人 [171,283人] |
172,758人 [169,299人] |
△691人 [△1,984人] |
||
(注)
1)職員数は一般職に属する職員数であり、地方公務員の身分を保有する休職者、派遣職員等を含み再任用短時間勤務職員、臨時職員及び非常勤職員を除きます。
2)[ ]内は、条例定数の合計です。
※(表5)一般行政職の級別職員数の状況(18年4月1日)
※(表7)特別職の給料・報酬、期末手当の状況(18年4月1日)
※(図1)人件費の内訳(17年度)
※(図2)給与の概要
問い合わせ先 |