報道発表資料 [2006年6月掲載]
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公園

(都立武蔵野の森公園の有蓋掩体壕)

 先日、武蔵野の森公園へ行くと、有蓋掩体壕が2基出現していました。戦時中、米軍の攻撃から戦闘機を守るために作られたものです。1基は内部がふさがれていて飛燕の絵が書かれていましたが、手つかずの方は取り壊す予定と聞きました。調布飛行場からは、多くの戦闘機が知覧に移送されたり、戦争末期にはB29に応戦するためにたくさんの飛行兵が飛び立ったところです。当時のことを語り継ぐためには、できれば両方とも残して欲しいものです。両方が無理なら、当時のままの状態にある方を残すべきでしょう。また、調布飛行場の歴史を伝える資料館がここにできれば素晴らしいと思います。

<女性>〔都民の声総合窓口〕

【対応】

(経過)
 平成18年5月11日に申出を受け、5月29日付で西部公園緑地事務所工事課長及び北多摩南部建設事務所工事第一課長の連名で下記概要のとおり、メールにて回答し、申出者から了解をいただきました。

(概要)
 今回は貴重なご意見をいただきまして、ありがとうございました。
 ご意見をいただきました掩体壕は、昭和18年頃に建造されすでに60年以上の年月が経過しております。
 武蔵野の森公園の整備にあたり、平成16年度に西部公園緑地事務所において、安全性の調査を実施したところ、地震時における安全性が著しく低下していることが判明致しました。
 現存する2基のうち、南側(大沢1号)につきましては、公園内となることから積極的な保存対策を実施することといたしました。また、北側(大沢2号)につきましては、公園区域内と一部が都市計画道路にまたがって現存しておりましたため、現状のままでお見せすることとしました。今後、関係機関と取扱いについて協議することを考えております。
 なお、補修工事をいたしました南側(大沢1号)につきましては、必要に応じて、工事前の状態に復旧できるよう配慮するとともに、将来にわたり、安全な状態で保存できるように、内部に発泡スチロールを充填し、地震などで倒壊しないための対策を施すとともに、掩体壕のことをより知っていただくために、市民団体等の助言をいただき、解説板や模型の整備をいたしました。
 また、ご提案いただきました資料館につきましては、現在のところ公園事業としては、計画はございませんのでご理解をお願いいたします。

(建設局)