報道発表資料 [2005年10月掲載]

「都職員の給与の状況」(第25回)の概要について

平成17年10月28日
総務局

1 公表の時期及び方法

 平成17年11月1日付の東京都の広報紙「広報東京都」の紙上で公表します。

2 公表の経緯

 給与の公表は、昭和56年10月以降、総務事務次官通知に基づき行っており、今年で25回目になります。
 ※今年度中に、総務省において、東京都を含む全地方公共団体と総務省のホームページをリンクさせ、団体間の比較分析を可能とする公表を行う予定。

3 公表の内容

 主な内容は次のとおりです。

1)給与水準(本文)
 都の職員の給与水準をラスパイレス指数でみると、国の職員の給与水準を100とした場合に102.9(16年4月1日)となりました(都道府県及び政令指定都市を含めて1位)。

都職員の給与の状況

2)職員定数適正化の取り組み状況(本文)
 15年10月発表の第二次財政再建推進プランの中で、16〜18年度の3カ年で4,000人程度の定数を削減することとし、17年度は、2,223人の削減を行い、平成16年度から2年間で目標の92%に当たる3,667人を削減しました。

都職員の給与の状況

3)人件費の状況(表1)
 人件費の歳出に占める割合は、16年度普通会計決算で27.1%であり、公表を始めた昭和56年度に比べ12.7ポイント減となっています。

(表1)人件費の状況(16年度普通会計決算)
区分 歳出額
(A)
人件費
(B)
人件費比率
(B)/(A)
平成16年度 61,615億円 16,676億円 27.1%
昭和56年度 31,571億円 12,578億円 39.8%

(注)都の会計は、一般会計、特別会計、公営企業会計に分かれています。普通会計とは、一般会計と大部分の特別会計を加えて、会計間の重複などを控除して得られる統計上の会計です。

4)職員給与費の状況(図3)
 職員給与費は、16年度普通会計決算で1兆2,361億円であり、前年度に比べ59億円(0.5%)の減、1人当たり給与費では835万2千円で2万9千円(0.3%)の減となっています。

(図3)職員給与費の状況(16年度普通会計決算)

給与費総額 12,361億円
職員数 147,999人
1人当たり給与費 8,352千円
給料 6,799億円 55.0%
職員手当 2,554億円 20.7%
期末・勤勉手当 3,009億円 24.3%

(注)
1)給与費は、人件費から退職手当、議員報酬、社会保険料の事業主負担分である共済費などを除いたものです。なお、この図には公営企業会計の職員給与費は含まれていません。
2)職員手当のうち主なものは、扶養手当195億円、調整手当843億円、通勤手当227億円、超過勤務手当509億円などです。
3)給与費の数値は、各項目ごとに四捨五入しているため、合計額とは一致しません。

5)職員の初任給(給料)の状況(表2)
 大卒の一般行政職の初任給は179,800円で、前年と同額となっています。

(表2)職員の初任給(給料)の状況(17年4月1日)
区分
初任給 採用後2年 初任給 採用後2年
一般行政職 I類(大学卒) 179,800円 203,600円 I種 179,800円
II種 170,700円
I種 198,600円
II種 184,400円
III類(高校卒) 144,000円 153,300円 138,800円 148,500円
警察職 I類(大学卒) 212,600円 220,300円 I種 201,500円
II種 198,300円
222,000円
214,700円
III類(高校卒) 178,900円 186,000円 156,700円 177,400円
小中学校教育職 大学卒 198,000円 220,300円
短大卒 180,200円 198,000円
高等学校教育職 大学卒 198,000円 220,300円
短大卒 180,200円 198,000円

(注)この初任給のほか、扶養手当、調整手当、住居手当、通勤手当などが支給されます。

6)退職手当の状況(表3)
 退職手当の平均支給額は、普通退職で263万円(平均勤続年数7年0月)、定年等退職で2,763万円(同35年6月)であり、前年に比べ普通退職で22万円(9.1%)の増、定年等退職で79万円(2.8%)の減となっています。

(表3)退職手当の状況
区分
普通退職 定年等退職 普通退職 定年等退職
支給率
勤続20年
勤続25年
勤続35年
最高限度
月分
24.25
32.5
49.75
50.0
月分
35.0
45.5
59.2
59.2
月分
21.0
33.75
47.5
59.28
月分
27.3
42.12
59.28
59.28
加算措置 定年前早期退職特例措置
(2%〜20%加算)
定年前早期退職特例措置
(2%〜20%加算)
退職時の特別昇給 1号給(公務上の死亡、整理退職等) 1号俸(整理退職等)

(注)
1)普通退職とは自己都合などによる退職をいい、定年等退職とは定年(原則60歳)、勧奨などによる退職をいいます。
2)16年度に退職した職員1人当たりの平均支給額は、普通退職で263万円(平均勤続年数7年0月)、定年等退職で2,763万円(平均勤続年数35年6月)となっています。

7)職員の平均給料月額、平均給与月額、平均年齢の状況(表4)
 平成17年4月1日現在の一般行政職の平均給料月額は、361,472円(平均年齢43歳4月)で、前年の361,177円(平均年齢43歳4月)に比べ0.1%の増となりました。
 技能労務職の平均給料月額は、334,443円(平均年齢46歳10月)で、前年の335,407円(平均年齢47歳0月)に比べ0.3%の減となりました。

(表4)職員の平均給料月額、平均給与月額、平均年齢の状況(17年4月1日)
区分 一般行政職 警察職 小中学校教育職 高等学校教育職 技能労務職
平均給料
月額
平均給与
月額
平均
年齢
平均給料
月額
平均給与
月額
平均
年齢
平均給料
月額
平均給与
月額
平均
年齢
平均給料
月額
平均給与
月額
平均
年齢
平均給料
月額
平均給与
月額
平均
年齢
361,472円 474,765円 43.4歳月 359,742円 581,727円 41.8歳月 399,205円 494,811円 44.1歳月 414,644円 518,931円 44.1歳月 334,443円 432,513円 46.10歳月

(注)
1)「平均給与月額」とは、給料に諸手当を加えたものの平均月額です。
2)期末・勤勉手当(いわゆるボーナス)は含まれていません。

8)職員の経験年数別、学歴別平均給料月額の状況(図4)
 平成17年4月1日現在の経験年数別の平均給料月額は、前年に比べ、大卒の経験年数10年で296,257円(前年度比1,144円(0.4%)の減)、15年で351,392円(同5,626円(1.6%)の減)、20年で407,046円(同719円(0.2%)の減)となっています。

(図4)職員の経験年数別、学歴別平均給料月額の状況(一般行政職) (17年4月1日)

一般行政職
10年 高校卒 242,702円 大学卒 296,257円
15年 高校卒 292,788円 大学卒 351,392円
20年 高校卒 354,262円 大学卒 407,046円

(注)諸手当は含まれていません。

9)昇給期間短縮の状況(表6)
 昇給期間の短縮を受けた職員の割合は、前年度と比べ8.5ポイント減少して、20.8%となりました。

(表6)昇給期間短縮の状況(一般行政職)
区分 15年度 16年度
職員数(A) 21,625人 21,411人
普通昇給期間を短縮して昇給した職員数(B) 6,338人 4,460人
比率(B)/(A) 29.3% 20.8%

(注)昇給期間短縮とは、普通昇給期間(通常12月)を短縮して昇給させる措置のことをいい、特別昇給(特に勤務成績が良好な場合等)による短縮、昇任時の特別昇給(昇格改善)による短縮、初任給調整による短縮等が含まれます。

10)職員定数の状況(表8)
 17年度の職員定数は、171,283人で、16年度に比べ2,223人(1.3%)の減となりました。

(表8)職員定数の状況(17年4月1日)
区分 職員定数 増減 主な増減理由
16年度 17年度
知事部局 30,470人 28,338人 △2,132人 使用料等滞納金回収の実施、薬事監視体制の整備・脱法ドラッグ対策の強化、児童相談所機能の強化、業務委託・事業執行体制の見直し等
行政委員会等 1,138 1,117 △21 事業執行体制の見直し等
交通局 7,786 7,735 △51 管理の委託、駅業務の外注等
水道局 5,037 4,937 △100 事務事業の効率的運営、簡易作業の請負化等、事務委託解消
下水道局 3,609 3,509 △100 維持管理業務の効率化、出張所業務委託の拡大、事務執行体制の見直し等
学校職員 62,304 62,200 △104 第7次改善計画による教員増、児童・生徒数の増減等
警察 45,174 45,464 290 警察官の増員計画に基づく警察官の増、事務執行体制見直しによる一般職員の減
消防 17,988 17,983 △5 事務執行体制見直しによる事務職員の減
合計 173,506 171,283 △2,223  

※(表5)一般行政職の級別職員数の状況(17年4月1日)
※(表7)特別職の給料・報酬、期末手当の状況(17年4月1日)
※(図1)人件費の内訳(16年度)
※(図2)給与の概要

問い合わせ先
総務局勤労部労務課
 電話 03−5388−2472