報道発表資料 [2008年12月掲載]
音声で読み上げる

よみがえれ!!井の頭池!
井の頭恩賜公園水質浄化セミナー&ワークショップの開催について
−都市の水辺環境を考える−

平成20年12月25日
建設局

 井の頭恩賜公園開園100年となる2017年に向けて、池の底が見えるほど澄んだ池の復活を目指し、東京都は地域の住民・団体・地元市などと連携して、井の頭池の水質浄化に取り組んでいます。
 井の頭池の水質浄化のためには、池の水を汚さない、池の水を増やす、池の水を浄化するなど、総合的かつ継続的な取組が必要です。
 このため、餌やり自粛の呼びかけや、地下水を涵養するための雨水浸透施設等の普及をはじめ、広く市民の理解と協力を得た方策を推進することが重要です。
 そこで、広く市民と共に池の水質浄化について学び、考え、参画する契機とするため、「よみがえれ!!井の頭池!都市の水辺環境を考える」をテーマにセミナー&ワークショップ等を開催します。

写真   写真
都会のオアシス井の頭池 井の頭池の水鳥

1 日時

 平成21年2月28日(土) 13時00分〜16時30分(開場12時15分)

2 場所

 井の頭自然文化園彫刻館B

3 テーマ

 「よみがえれ!!井の頭池!都市の水辺環境を考える」

4 募集人員

 第1部150名、第2部50名(応募者多数の場合は抽選)

5 入場

 無料

6 プログラム

【第1部・セミナー】13時00分〜14時40分【1時間40分】

  • 挨拶
    邑上守正 武蔵野市長
    清原慶子 三鷹市長
  • 基調講演
    加藤三郎氏(NPO法人環境文明21代表)(13時10分〜13時30分)
    「地球環境問題と都市の水辺の自然環境」
  • 特別講演
    加藤憲二氏(静岡大学教授)(13時30分〜14時00分)
    「井の頭池の水質と自然再生の課題」
  • 講演
    青木秀茂氏(東京吉祥寺ライオンズクラブ会長)(14時00分〜14時20分)
    「井の頭池の水質浄化に向けた取組と透明な池実現への期待」
  • 講演
    須田孫七氏(東京大学総合研究博物館協力研究員)(14時20分〜14時40分)
    「井の頭池の水質・生物の変遷」

【第2部・ワークショップ】14時50分〜16時30分【1時間40分】

  • テーマ
    「井の頭恩賜公園の水辺環境再生と市民」
    −その対策と市民のかかわり−
  • コーディネート
    藤村コノヱ氏(NPO法人環境文明21代表)
    ※班別に討議したあと、討議を経た解決策を班ごとに発表、意見交換していただきます。

【テーマ展示】「井の頭池の水質浄化・水辺環境」をテーマとするパネル展示

 ※当日、会場において、井の頭池の歴史や水辺環境、水質浄化にむけた取組等を分かりやすく解説するパネル展示を行います。

7 申込方法

 平成21年2月14日(土)までに西部公園緑地事務所のホームページ、メール、または往復はがき(当日消印有効)に「第1部のみ」又は「第1部と第2部」の別、住所、氏名、年齢、電話を記入のうえ下記までお申込みください。
 (1枚につき2名まで応募可)
 ※なお、重複申し込みは無効とします。

  • 申込先(ホームページ等)
    「西部公園緑地事務所」ホームページ http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/seibuk/
    Eメール S0200220@section.metro.tokyo.jpから申し込めます。
  • 申込先(郵送)
    〒180-0005 武蔵野市御殿山1−17−59
    西部公園緑地事務所工事課
    井の頭恩賜公園100年実行委員会「よみがえれ!!井の頭池!」係

※個人情報の取扱いについて
 お申込みの際に頂いた個人情報について、当募集以外に使用しないものとし、その保護について万全を期して参ります。

8 講師プロフィール

 ※詳細はこちら

9 参考

【井の頭恩賜公園開園100周年に向けた取組】

 井の頭恩賜公園は、大正6年(1917年)にわが国初の郊外型公園として開園しました。公園のシンボルである井の頭池の水は湧水によるもので、江戸時代には神田上水の水源として江戸市民の飲み水を提供した歴史をもち、昭和30年代までは池の底が透き通って見えるほど美しい池でした。
 ところが戦後、市街化が進むにつれ地下水位が低下し、湧水が枯渇するようになり、水質も悪化の一途をたどり、現在は井戸水を汲み上げて池の水を供給しています。
 平成16年(2004年)秋、大雨が続いて地下水位が上昇し、大量の湧水により池の一部が底まで透き通って見えたことから市民の関心を集め、水質浄化に向けた気運が高まりました。
 平成29年(2017年)、開園100周年を迎えることからこれを目指し、平成18年(2006年)7月、地元武蔵野市、三鷹市や東京都をはじめ官民が一体となり「井の頭恩賜公園100年実行委員会」が設置されました。

〔事務局:東京都西部公園緑地事務所〕
 実行委員会では、「水と緑の再生」「公園を核とする街の賑わい」を柱として、井の頭池の水質浄化をはじめとした様々な事業展開を図っています。

【井の頭池水質浄化の取組】

 井の頭恩賜公園開園100周年を迎える2017年までに、井の頭池の水質を浄化し、かつてのように池の底まで見えるほど透明な池にすることを目標に、下記のような水質浄化の取組を始めています。

写真
噴水型のエアレーション装置
  • 池を汚さない
    井の頭池では、池の水を汚す原因のひとつとなるコイやカモなどへの餌やりの自粛を呼びかけているほか、池の表面に浮かぶ落葉の除去などを進めています。
  • 池の水をきれいにする
    井の頭池では、自然の浄化作用を応用した接触酸化法による水質浄化装置の設置を進めているほか、噴水によるエアレーション効果を兼ねた水中曝気ポンプ(写真)を稼動させています。
  • 池の湧水を増やす
    井の頭池の水の主な供給源は地下水であり、現在は井戸により汲み上げていますが、地下水を確保するため、武蔵野市、三鷹市をはじめ多摩地区で雨水浸透枡の普及に努めています。武蔵野市では、市内18校全ての小中学校の校庭に大型の雨水貯留浸透施設を設置する試みが平成18年度から始まっています。

問い合わせ先
西部公園緑地事務所工事課
 電話 0422−47−0198