石原知事記者会見

平成22年3月4日更新

石原知事定例記者会見録

平成22(2010)年2月26日(金)
15:01〜15:05

知事冒頭発言

【知事】私から冒頭申し上げることはございません。質問があったら、どうぞ。はい。

質疑応答

【記者】たばこの受動喫煙防止について、1点伺いたいと思います。きのう、厚生労働省から、全国の都道府県に通知がありまして、「病院とか公共施設とか百貨店では、全面禁煙になるべくしてください。少なくとも官公庁は全面禁煙にしてください。」という通知が出されていますが、先ほど、担当者の方に聞いたところ、まだ、東京都としての考えはないということでしたが、知事として、全面禁煙はどういうふうにお考えになっているか、東京都庁舎をそういうふうにするつもりがあるか、伺えればと思います。

【知事】これは、私が決めることじゃなくて、担当部門いろいろあるんだろうけど、それの総合意見として決めることですから、私がここで、どうしろこうしろと、それこそあなた方お嫌いのトップダウンでものを決めるわけにいきません、はい。

【記者】私事ですが、きょうが最後なので、ちょっと気になっていることを知事に、2つぐらい聞きたいんです。よろしいでしょうか。

【知事】はい。

【記者】まず、副知事の人事についてですけども、ある雑誌というか、媒体では、考えてらっしゃるようなインタビューを拝見しましたけれども、残り1年ちょっとの今の現任期、仕上げるに当たって、人数の面ですとか、どのように現段階で考えていらっしゃるんでしょうか。

【知事】せっかく4人の枠ありますから、強いチームをつくるためにも、4人の定員満たした形の陣営をつくろうかなと思ってますけども、まだ、個人的には、個々に触れた考えは持ってません。

【記者】わかりました。もう一つ。前回の選挙のときに、「最後のご奉公」という言葉があったりとか、あるいはオリンピックのコペンハーゲンで、「次は出ません」みたいな話をされてますけれども、都政の歴史を見てみると、知事が、最初に知事選に出られた時に、当時の現職は出ないと言っておいて、言葉が悪いかもしれません、ファシスト(全体主義者)の石原には任せられないというような…。

【知事】ああ、美濃部さん(美濃部亮吉 元東京都知事)ね。

【記者】そうです。知事も、もしかしたら、1年後、どういう心変わりがあるかわからないので。

【知事】それは、ちょっと勘繰りじゃないのかな。

【記者】そうですか。

【知事】私はオリンピックでくたびれ果てましたから。

【記者】任期とか年齢の面で言えば、例えば鈴木知事(鈴木俊一 元東京都知事)は84歳まで、4期なさってます。知事、今、77歳でいらっしゃいますから、そこを超えることは、ないのですね?

【知事】まあまあ、これでまた私が「ケ・セラ・セラ(なるようになる)」なんて言ってみたら、どよめき立てて、問題が起こるから。

【記者】ノーコメントですか。

【知事】ノーコメント。

【記者】わかりました。ありがとうございます。

【知事】どうぞ。

【記者】バンクーバーのオリンピックについて、またお伺いしたいんですが。

【知事】もういいよ、かわいそうだよ。見てられないよ。もうあれが、日本の実力なんだよ。

【記者】注目されていた女子フィギュアなんですが、浅田真央選手、長年ライバルにあった金妍児(キム・ヨナ)選手との対決がつい先ほど終わったんですが、対決には破れて銀メダルということになりましたが、コメントがあれば。

【知事】ない。残念だ。

 はい、それじゃ。

(テキスト版文責 知事本局政策部政策課)