石原知事記者会見

平成22年2月25日更新

石原知事定例記者会見録

平成22(2010)年2月19日(金)
15時00分〜15時24分

知事冒頭発言

【知事】冒頭、私から申し上げることはございません。質問なり、ご意見があったら、どうぞ。

質疑応答

【記者】今、カナダのほうでは、若者たちも、あるいは高齢者も含めて、バンクーバーオリンピックというものが熱気を帯びて、日本人も大活躍を一応していると…。

【知事】してる?してないんじゃないの。

【記者】してます。一応、頑張ってると思います、真剣に。

【知事】あっ、そう。

【記者】はい。本番に向けて、今までやり遂げてきたことを披露しようというような形で、力を出し切れない人もいるかもしれませんけども…。

【知事】なぜ出し切れないのかね。

【記者】本番にちょっと弱かったりなんかすることもあるでしょうけど、精神的なものもあるかもしれませんし。もしかすると、それは日本国内の教育の問題で、せーのでスタートして、手をつないで、ゴールインしようとか、そういうような、いろんなことが加味されてくるんではないかと。そうしたことを考えてみますと、日本国内の教育の中で、ゆとり教育っていうんでしょうか、学校の週五日制とかそういったものが、十数年にわたって、今行われてきて、そろそろ見直すことも考えられるんではないかと。知事もきっと、そういったことをお考えになっておられるんではないかと思うんですが、まず、冒頭、お尋ねしたいと思いまして、質問させていただきました。

【知事】日本勢が不振であることは、誰が見ても確かだと思います。アスリートの世界、競技の世界というのは、横並びっていうのは絶対あり得ないんです。0.01秒の差でも、1位、2位が決まるわけです。それで、おっしゃったみたいに、横並びというものを是とするみたいな風潮というのは論外だと思うけど。選手たちが思ったより高く跳べない、思ったほど速く走れないのは、重いもの背負ってないからなんだよ。国家というものを背負ってないから、結局、高く跳べない、速く走れないと私は思います。

 今、教育の問題が出ましたが、「修身」の復活なんていうのは非常に陳腐なように思えるけど、考えてみたら、このごろ、しみじみ、何も教育勅語を復活するなんて、ばかな、あんなものは日本人に、読める人間は、前の総理大臣なんか読めないだろう。ただ、刷り込みなんだね。子供のころから、九九算と同じで、刷り込みで、責任であるとか、義務であるとかね、友情であるとか、奉仕であるというものは、わかりやすく、ほんとに幼児のころから、昔は、教育勅語が非常に強力なメディアだったんでしょうけども、別にあんな表現は必要としませんが、基本的な人間社会の中で人間が連帯して生きていくときに心得なくちゃいけない幾つかのルールというのがあると思うんだけど、そういったものを、「修身」という言葉がいいか悪いか知りませんが、九九算と同じように刷り込みをしていくということをしない限り、いくら大人になって理屈で説いてもだめですよ。私はそういう感じが、このごろ改めてしてきてるんですけども。

 それから、その1つのきっかけになると思うけども、自分のつい近い先祖のじいさん、ばあさん、ひいじいさん、ひいばあさんが、トインビー(イギリスの歴史学者)が言っているみたいに、人類の歴史の中の奇跡というのはちょっと、彼自身が日本の可能性を知らないから、ばかなことを言ったんだけども、でも、瞠目(どうもく)すべき近代化というのを、有色人種の中で、植民地化されずに、逆に、植民地を持つようになったの、いいか悪いかわからんが、そういう仕事を成し終えた事実というもの、近代史、現代史というものを知ることで、「へえー、何でこんなことできたんだろうか」、「なるほど、こんな日本人がいたか」ということの認識のよすがに、僕は、自分のじいさん、ばあさん、ひいじいさん、ひいばあさんのやった、近い先祖のやった仕事の評価は別にして、とにかくそういうものを体得することのよすがに、僕は、さっき言ったみたいな、修身というんでしょうか、基本的な道徳教育というんでしょうか、責任教育というんでしょうか、そういったものは必要なんだなということを改めて感じていますけど、私が今、感じても遅いわね。

 東京の教育委員会、頑張ってくれて、都立高校では、近代史、現代史というものを必修化することにしました。とにかく大学生が、60年前の太平洋戦争があったということを知らないでいるような時代ですから、そういう国は非常にいびつだとしか言いようがないと私は思います。その結果が、このオリンピックですよ。

【記者】この記者会見場の中でも、私なんかは比較的年上のほうですから…。

【知事】相当年上ですね。お互いに。(笑)

【記者】学校時代に、道徳の授業なども確かにありまして、その道徳が別に、復活させろとか、よかったとかではなくて、その授業の中で、1つのテーマで、クラスメートが話し合ったり意見を交換し合ったりするという、あれは非常によかったなと。懐古主義ばっかりではいけないんですけれども、そういったものが、これからの将来の若者たちの伸びるために、何かしらこう新しいものを見つけてやるべきではないかというふうに思うんですけど。

【知事】全くそうです。それは、懐古主義じゃないと思う。日本にとっちゃ懐古主義になるかもしれないけど、ほかの先進国ではみんな、つまり、依然として同じことをやっているんじゃないんですか。例えば、アメリカの大学、アメリカの高校のドミトリー(相部屋の寮)の生活様式なんていうのは、ずっと変わってないと思います。それは、風俗的にはいろんな違ったもの出てきているかもしれないけど、日本だけです、こういうふうに本質的に変わっちゃったのは。

【記者】悪いほうに変わりましたね。

【知事】悪いというか、たわいないものになっちゃった。それで、結局、何をつくったかっていったら、甘えの構造ですよ。甘ったれの構造ですよ。残念だけど。

【記者】ありがとうございます。

【知事】何か文句あるか、若者ども。はい。

【記者】先ほど、知事が、日本勢が不振とおっしゃっていたバンクーバーオリンピックなんですが、注目を集めていた男子のフィギュアで、つい先ほど、高橋大輔選手が、男子フィギュア史上、日本で初めてとなるメダルを取得されたんですが…。

【知事】いいじゃないか。そりゃあ一歩一歩。金メダルじゃないんだろ。

【記者】銅メダルでした。

【知事】銅から始めよだな、まさに。別にそれは、私、否定もしませんよ。しかし、快挙かね、それがそれほど。

【記者】初めてのメダルということで。

【知事】結構でしょう。慶賀にたえないとまで言えないけど。どうぞ。

【記者】ちょっと唐突かもしれません。先日、厚生労働省が、報道ベースなんですけど、官公庁とかホテルとか、そういったところで禁煙にしませんかという通知を出すという話が報道されておりまして。これ、強制力はないんですけれども、知事は、そもそもたばこをお吸いにならないと思うんですけど、都庁でとか、都内の公共施設について、もし通知が出たらというお話じゃないのかもしれませんが、どうお考えでしょうか。

【知事】私、自分自身がたばこ吸いませんから、痛痒(つうよう)を感じないけども。事がお酒なんかになってくると、また違った意味合いになってくるし、非常に貴重な財源でもあるわけだけども。酒の意味合いとたばこの意味合い、人間の健康にとって、どう違うかは、私つまびらかにしませんが、少なくとも酒は文化だよね。イントキシケーション(酔わせること)というのは、人間というものを解放して、感性を育てるというかな、私は文化の象徴だと思うけど、アメリカという国はヒステリーで、かつて、禁酒法なるものをつくって、アルコール一切禁止した。私は、そういうこっけいな現象につながんなきゃいいなと思ってますけれど。

 ただ、お酒も無理強いすれば、はた迷惑だけども、あるいは、酔っぱらってろうぜきして、嘔吐したりなんかして街を汚すのも論外ですが、たばこの場合は、におってくるからね。限られた空間の中で吸う人がいると、はた迷惑ということは、お酒のケースと違って、かなり普遍性があるから、そこら辺のところは、みんながどうとらえるのか。ちょっと、それ以上のこと言えません。

【記者】今、質問したばかりなのであれですけど、要するに、一律にどうこうというよりは、マナーの問題ということもあるので、都庁も分煙はされてますので、決して吸い放題というわけじゃないんですけど。ですから、様子を眺めるということでしょうか、そういった通知がもし東京都に届いても。

【知事】公共の場所で吸うなというくくり方も、私は、公共の場所でも完全な、広いオープンエアだってありますし、公園とか何かでも。そこまで、何かくくってしまったら、かなりデリケートな問題になると思うけども、僕はたばこ嫌いだから、あんまり痛痒を感じませんけど。どうぞ。

【記者】長年にわたってテレビなどで活躍していた藤田まことさんが17日に亡くなられました。何か思い出や…。

【知事】これは、僕は非常に残念で。僕、藤田さんとあんまり知己がなかったんです。ただ、私は、非常にノミネート(推薦)した俳優で、私の評判になった小説というのはほとんど映画化されたけど、絶対に映画化は許さないで、いつか自分で監督しようと思ったことあるの。その主人公は、藤田さんにしようと思ったの。

 政治家やってると、とてもそんな暇はないし、こっちも年とってくし、周りも年とってくし、藤田さんだって年とってきたんで、深作欣二さん(故人 映画監督)に、「あなただったら、この作品許すわ」と、「ぜひやってよ」と。「この配役でやって」と言ったら、「なるほど」と言って、深作さんがそれ読んでくれて、いい返事来ると思ったら、死んじゃったの、深作さんが。それで、その話、ペンディング(先送り)になって、とにかく、こっちもいい年だし、あの作品、映画化したいな。

 これは、『刃鋼(はがね)』という、非常に危険な小説。毒いっぱいの。つまり、暴力の美学みたいなもので、悪徳の美学みたいなものを書いた小説。私は、藤田さんにその役をやってもらおうと思ったんだけど、彼もいい年で、私とほとんど違わないんだけど、亡くなりまして、がっかりしました。ほんとにすれ違いだった。

 それから、こっちもいい年になったんだな、そろそろ気をつけなきゃな。だから、あんまり、みんな、いじめないで、僕を。まだすることあるからさ。ということで、僕は、芸能界、興味あるような、ないような、この頃、疎(うと)くもなったけども、1人の、何か、僕にとって非常にシンボリック(象徴的)な俳優でしたから、非常に残念です。何か、1つの時代がこう過ぎたなという感じがしみじみして、嫌な予感がするね、おれは。

 はい、どうぞ。

【記者】さっき質問があったたばこの件で、追加でお聞きしたいんですけれども、2月3日に、東京都でも、飲食店の受動喫煙に対する検討会を開いておりまして、そのまとめが出たんですけれども、その中で、特に規模が小さな飲食店は、そういうふうに受動喫煙を全面禁止にするのは非常に難しいということを明記しているんです。とはいうものの、一方、将来、条例による規制の要否について再検討すべきであるとも書いてあるわけなんですけども、今回、厚生労働省の通知を受けて、こういう条例を検討する動きが加速されたりとか、そういったことというのはあり得ますか。

【知事】そうでしょう。それは、いろんなお客が来るわけですから。お客が、規模の小さな店で、しかも、常連が、たばこ吸うなっていうことになったら、客の数も減ったりするし、店の存否にもかかわるだろうけども。ただ、僕は1回、けんかしたことあるの、しかったことあるの、はた迷惑で。あるわりと有名なすし屋で、たばこ吸うやつがいたんだよ。それで、僕は注意したの。そしたら、僕は後から行ったものだから、先に吸ってる2組があって、そのとき我慢したけど、また吸い出したんで、「やめてくれ」と言ったら、片っ方の男連れ、2人の人は、「すいません」って言ってやめたの。もう片方の女が、何か後で聞いたら、一緒にいたのは高名な作家だそうで、その奥さんで、「どこにも書いてないじゃないの」と言うから、「あんた、すし屋でたばこ吸うっていうのはね」、もっとひどいことを言ったんだけど、「どうかしてるよ」と。もう常識で考えても。だいたい僕は、その店のおやじに言ったんだよ。「何でたばこを吸わせるんだ」と。「禁煙と書いとけ」と言ったら、「すいません」と言って、その女も「書いてないからいいじゃないか」という話だけど、これは、常識の問題で、おすし屋やさんでたばこを、しかも、10人も入れないような店で、たばこ吸うっていうのは、論外ですよ。

 ただ、これは、またちょっと、あなたのケースと違うんだろうけども、おすし屋さんじゃない、煮たり焼いたりする、料理の煙も立ち込めているところでたばこ吸うなっていうことになると、これは、焼き鳥屋でたばこ吸うなと言ったら、無理な話じゃないかという気がするわな。物はほどほどで、何でもかんでも、とにかく、新しいことをやろうというのを、国家が権力をかざして全部取り締まるというのは、あまりいいトレンド(傾向)じゃないと私は思います。どうぞ。

【記者】築地市場のことでお尋ねします。きのう、移転に反対する市民グループが、現在地再整備案というのを独自につくって公表しまして、これは、かねがね知事とか、あるいは自民党、公明党の方が、妙案、あるいは代案があったら議論することやぶさかではないというものにも反応したものだということなんですが、これに対する受けとめを教えてください。

【知事】これから、それを検討しましょう。ただ、あなたは、築地の問題をずっと調査したときに、調べてもきた?何年ぐらい?

【記者】半年ほどです。

【知事】半年?半年じゃないんだよ。過去10年かかって、いろいろ案も出て、もう豊洲(移転)しかないってことで決めたんですよ。それをまた、ほかの代替地云々(うんぬん)出てきても、それは、十分それを考えた上で、一番間近な豊洲ということになって、あそこでとんでもないもの(土壌汚染)が出てきて、今、みんな仰天しているわけだけど。

 大事なことは、日本人自身が高度の技術を開発している。その自分たちが開発した技術というのものを日本人自身が信じなかったら、もう物事進まんでしょう。だから、それをまず使って、とにかく一番間近な豊洲で、予定どおりやれるかやれないかと検証しようということで言ってるんで、その技術がだめかだめじゃないかとは、技術的に、科学的に検証してもらいたいということです。

【記者】あとは、民主党が、今後、その案を精査して、行政の責任において検討してほしいというふうな意見も出してくるかと思うんですが、こういうのを知事はどういうふうに対応していかれますか。

【知事】それは過去の検討の事例もあります。ただ、時間がないんです、時間が。地震がいつ来るかわからない。この間も、ちょっとした地震で崩落して、アスベストが落っこったんです。あれがもっと大きな規模の地震で、もろくなってる建物が崩壊したときに、市場そのもの全体が機能しなくなりますよ。地震いつ来るかわかんない。私、できるだけ急いでということをやっているわけですけれど。だから、その過去の苦労を上回る、新しい案が出てきたら、それは検証するのやぶさかじゃないけども、質問するほうも、大事なメディアにいるんだから、半年間の勉強じゃなしに、もうちょっと長いスパンで勉強してきてから物を言いなさい。

 はい。どうぞ。

【記者】新宿駅もそうなんですが、昨今は、駅の構内で商売をやるという、駅ナカビジネス、これが結構各23区の山手線の駅の中にもたくさんあるわけなんですが…。

【知事】どんなものですか。僕、それ、初めて聞いたけど。

【記者】例えば、新宿駅ですと、南口のほうに行きますと、立ち食いそば屋さんも中に入っているんですが、それだけじゃなくて、コンビニのようなものも入ってるわけです、駅の構内の中に。

【知事】許可を得て入ってるんですか。

【記者】いやいや、それは、JRならJRのほうで、店子貸ししているわけです。それで、そういうものを総称して、駅ナカ商法とか、駅ナカビジネスとか言われてるんですけれども。

【知事】それ、プラットホームで?

【記者】プラットホームには、前はキオスクがありましたけれども、プラットホームから外れた、切符売り場の近くです。そういうものが、今、どこの駅にもたくさん出てるわけなんです。これがなぜ問題なのかといいますと、やはり皆、駅の中で便利なものですから、お客さんがみんなそこで買い物してしまう。そうしますと、地域の商店街のほうに、お客が流れていかないわけです。外へ出なくなってくる。そういう問題を抱えてますので、これをどういう形で規制することができるんだろうかというふうなことも、ちょっと知事の考えをお聞きしたいと思って。

【知事】それは、ほかの事例でもありまして、ホームと違って、駅の構内でもかなり広いところがあって、プラットホームへ行くまで、改札をくぐってから結構スペースあるようなとこで営業するようになった。そうすると、それがろくな税金も払ってなくて、結局、非常にお客が特に密集して通るわけだから、電車1つ乗り越しても、ちょっと買い物しようって形で、周りの商店街に比べて、非常に競争力持っちゃったんで、たしか法律変えて課税するようになったと思います。でも、それで追いつかないんだったら、街があっての駅ですから、JRならJR、鉄道の主体者が、そこら辺のバランスは考えて、規制するなりすべきだと私は思います。

【記者】大店法(大規模小売店舗法)という法律が前あったわけなんですけれども、スーパーが出店するときには、地域の商店街の人たちと話し合いの上で出店を考えると。それが今なくなりまして、そういう話し合いがないんですが、今、東京都のほうでは、そこのビジネスをやってる場所に、商業地として認めて、固定資産税をかけてるようなんです。それが3分の1ぐらいだということなんです。周辺の評価から見ますと。ですから、金額も大したことがないということもあるんですが、それをもっと強化をしていくとかいう方法で、駅ナカビジネスというものをもう少し規制していく道はないものなんでしょうか。

(注1:「駅ナカ」の店舗相当部分の固定資産税(土地)については、沿接する土地の3分の1の評価でしたが、東京都からの問題提起により、平成19年度に固定資産評価基準(総務大臣告示)が改正され、現在は駅周辺の商業地等と負担の均衡が図られています。)

【知事】これは、周りの商店街との兼ね合いでしょう。それから、鉄道会社ってJRに限らず、少しでも利益を上げたいの。自分の持ってる構内で営業を許して、鉄道会社の収益が上がれば、それにこしたことない形で、今までは、特に無税だったときは、固定資産税も払わずにやらせたんだけど、これ、けしからんということで、税金を払うようにしましたが。税金の負担率というのが、周りの商店街と違うというようなこと、初めて聞いたんで、そこら辺のとこ研究してみます、こちらで。それで、商店街あっての町ですから、駅がそれを収奪することで、周りの商店街、疲弊したら、これ困るんで、これからの研究課題にしましょう。はい。どうぞ。

(注2:この問題については、注1のとおり既に見直しが行われ、解決が図られています。)

【記者】国の政策立案を地方が一緒に話し合う、国と地方の協議の場の法案の骨子がまとまりつつありますけれども、国と地方の関係を変える1つのよすがにもなるかと思いますが、知事のご所見をお願いします。

【知事】結構じゃないですか。実際にどれだけ実質的な討論をするかの話だけど。とにかく、国の役人というのは、地方自治体のまねをしたがらない。先にいって物をやられると、絶対真似しない。大阪、見てごらんなさい。わけのわかんない法律つくってごまかされてるけど、首都圏で成功した空気の浄化なんてやってないじゃないですか。橋下さん(橋下徹 大阪府知事)が、よく知らないから、僕、今度、彼に会って言おうと思うけど、同じことを何で大阪でやらないんですか、やらせないんですか。国が主導したら、もっと全国でやれると思うけど。首都圏で成功したことをやらないよね。国のそういう通弊というのなくさないと。それをぶっ壊す1つの突破口になればいいと思うけども、あんまり期待できない。

 はい。それじゃ。

(テキスト版文責 知事本局政策部政策課)