石原知事記者会見

平成19年11月22日更新

石原知事定例記者会見録

平成19(2007)年11月16日(金)
15:02〜15:06

知事冒頭発言

【知事】今日は私から申し上げることはございませんので、質問があったらどうぞ。

 質問がないってのは非常にいいことだね。

質疑応答

【記者】三宅島のオートバイイベントなんですけれども、今日始まりました。構想から3年ぐらいたっていますけれども、開催を迎えての知事の感想を聞かせていただきたいんですが。

【知事】手始めですからね、大きな成功はなかなか難しいし、いろんな反対もあるし、足引っ張るメディアもあるからね。あなたみたいに水ぶっかけるのが得意な人もいるし。

 でもね、やっぱりこれは積み上げていくことで実っていくと思いますよ。最初から大成功はなかなかおぼつかないし。ただ、やっぱりあの島はね、とにかく何かの形で人を吸引しない限りもたないと思う。あなたは最近行ったことがあるかどうかわからんけどね、僕は何度も行ってますからね。やっぱり何かの形でみんなで支えないとね、そういうことで思いついたことだし。

 この間、マン島の7回優勝した何とかというライダー(イアン・ロッカー オートバイレーサー)が来ました。前田さん(前田淳 オートバイレーサー)、亡くなったね、ライダーのマネジャーをした淺田さんが連れてこられたけども、「自分も非常に期待してるし、ぜひ走ってみて、いろんなアドバイスをしたい」と言ってましたんでね、そういう人の意見も聞いて、だんだん充実したものにしていきたいと思っています。

【記者】やはり公道レースというところは…。

【知事】公道レースはやります、一部分使って。しかし、安全を期して、道路をどういうふうに幅員を拡大するか、そんなこともまた専門家の話を聞いてね。村長ともこの間、下打ち合わせしてますから、2年目からもっと充実したものにしたいと思います。

【記者】やっぱり三宅島の話なんですが、知事、明日行かれるということで、一番楽しみにしている部分と、先ほど大きな成功は難しいとおっしゃっていましたが、心配している部分がありましたら教えてもらいたいんですが。

【知事】それはやっぱりね、こちらもこちらなりに手を尽くしてますけども、特に飛行場という平坦な直線コースを使ってのドラッグレースというのは、私も見たことないしね。四輪の場合には、車体そのものが舞い上がっちゃってね、裏返しが起こってる事故もあったんだって、どこかで。二輪の場合は、どんな機材を使って、どういうことになるかわかりませんがね。そういう事故がないことを望むし、それから、今度は本当のタイムトライアルになるのかな。いずれにしろ、走る道具を使ったイベントですから、パレードと言ったって、ライダーたちが興奮して接触したりして事故も起こりかねないし、そんなことで、無事故で終わってくれればいいと思います。

【記者】訪中関係のことなんですけれども、先日、オリンピックの関係で、中国オリンピックは、招待されれば行かれるという意向を示されていましたけれども、香港の新聞紙が、石原知事が中国に来ると大きく報じているそうで…。

【知事】全くあの記事、さっき見ましたけどね、漢字だから解読は何とかできるけども、私、そんなこと言った覚えもないし、いまだに招待も受けてませんな。

【記者】そうですか。何か手紙が届いたとかいう…。

【知事】いや、全然来たことない。

【記者】来てないですか。

【知事】はい。

【記者】じゃ、意向は、招待されれば行かれるということは変わらないということですか。

【知事】そうですね。まあ、興味はあることはありますから。

【記者】わかりました。

【知事】はい、それじゃ、どうも。

(テキスト版文責 知事本局政策部政策課)